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ビビンバのくちに拡がるふかき味 いまひとたびのソウルに集う (08月22日)(日)

夏季休暇後半最終日の日曜日である。 相変わらず猛暑。 午前中 雑誌 単行本 手紙などの整理をする。
 午後 「朝鮮新報」の原稿 18時 夕食会
 

●北京発 時事通信
 平壌発の新華社電は21日、朝鮮中央通信の報道として、中国と北朝鮮の国境を流れる鴨緑江上流で同日、大雨が降って、川の水が堤防を越えてあふれ、北朝鮮平安北道新義州地区で深刻な被害が出たと報じた。
 新義州市の一部で住宅や公共施設が水に漬かり、軍民を動員して救援作業が続けられているという。
 死傷者については報じられていない。
 
 鴨緑江の洪水は、中国側の遼寧省丹東市でも大きな被害が出ている。
 少なくとも4人が死亡したほか、洪水で孤立した村の住民がヘリコプターで救出されるなど、被災者は約5万6000人に上っている。 
 

●「首相がまた交代すれば衆院解散・総選挙になるぞ」−。9・14民主党代表選で再選を目指す菅直人首相の支持勢力が、「解散風」を武器に反撃ののろしを上げた。
 民主党政権への逆風が吹き荒れる中、選挙基盤が弱く、衆院解散を恐れる新人議員らの議員心理に訴えることで、首相再選支持に“変心”させようという作戦だ。
 「菅首相vs反菅勢力」の代表選は、“伝家の宝刀”までも政争の具に、し烈を極めている。
 
 「代表選でまた代表が代わり、首相が代わると総選挙(を行うの)がスジだ」。
 首相再選を支持する「必殺仕分け人」こと蓮舫行政刷新担当相は、18日の野田佳彦財務相グループの研修会で、こう訴えた。
 ほかの再選支持派も「首相交代ならば衆院解散だ。政治とカネの問題がいまだに不透明な『小沢首相』では選挙は戦えない。そのために小沢氏が幹事長を辞任したことを忘れてはいけない」と主張している。
 
 仮に、小沢一郎前幹事長をはじめとする「ポスト菅」候補が首相に取って代われば、政権交代後3人目のトップリーダーとなる。だが民主党は野党時代、3年間で3人の首相が誕生した自民党について、「政権たらい回し」と厳しく指弾した。民主党でも“3人目”が生まれれば、過去の言動との整合性が問われる。
 万が一、「解散」となれば、その影響をもろに受けるのが昨年夏の衆院選大勝で初当選した新人議員144人。ほとんどが選挙基盤が弱く、逆風下での衆院解散を懸念している。
 
 実際、新人議員の玉木雄一郎氏は最近、自らのブログに、「今のままの菅首相では政権が行き詰まってしまうのではないか、また、そのまま追いこまれるような形で解散になってしまうのではないか、こうした不安が一期生の中に広がりつつあります」と書いた。
 
 こうした中、首相は週明けの23日から3日間、6回に分けて、衆参の新人議員と懇談する。
 小沢氏が幹事長時代に初当選し、代表選の行方を左右する「小沢チルドレン」らの切り崩しが目的とされる。衆院解散権を持つ首相は懇談の席上、「安定政権を目指す」と念を押すことで新人議員の不安を払拭し、再選への支持を訴えるものとみられる。
 
 対する反菅勢力は、菅陣営の「解散風」作戦に強く反発。小沢氏側近の山岡賢次副代表は20日、「首相交代なら解散というのはブラフだ。解散なんてありえない」と気色ばんだ。山岡氏はねじれ国会を前提に、「菅氏では野党と協力関係を築けない。野党は来年度予算を人質に来年3月解散に持ち込む作戦だ」とも明言。首相続投では政権が追い込まれ解散になるとの見方を示し、けん制する。
 菅首相陣営がささやく「首相交代ならば衆院解散」。反菅勢力が強調する「菅首相続投なら追い込まれ解散」。どちらにしてもイバラの道なのだが…。
 

●民主党代表選(9月14日投開票)は、党内最大グループを率いる実力者である小沢一郎前幹事長の去就を軸に、小沢系と反小沢系が正面衝突する構図となってきた。
 日を追うごとに、双方が妥協する余地は小さくなってきている。
 ただ、小沢氏が出馬して勝利しても敗北しても、あるいは出馬しなかったとしても、民主党に深刻な亀裂が走るのは必至。
 党内には誰が勝ってもその後に挙党態勢をとるべきだとの声も多いが、現実には党分裂もあり得る展開になりつつある。
 
 「参院選で(政権に)ノーの結論が出た。新しい体制、新しい顔で政権基盤を安定させるべきだ。危機打開には小沢さんがよいとの声が広がりつつある」
 小沢氏の側近、山岡賢次副代表は21日のTBS番組で、こう指摘した。
 小沢氏の周辺で小沢氏の代表選出馬への期待感は高まる一方だ。
 22日からは都内で若手議員が多数参加する「小沢一郎政治塾」が開講し、25日に小沢氏自身が講演するが、山岡氏はこの後に小沢氏に出馬を要請する考えも示した。
 小沢グループの中堅議員は「このためにサポーター票も集めた。負けることはほぼあり得ない」と意気込んでいる。
 
 もともと小沢グループの中心メンバーは、小沢氏擁立に慎重だった。小沢氏に傷がつく可能性もあるし、小沢氏本人でなくとも息のかかった代理人を擁立して菅直人首相に勝つ戦法もあるからだ。だが、小沢氏が14日、京都市内で高嶋良充前参院幹事長らに「このままではお国がぐちゃぐちゃになる。
 民主的に党を立て直す方法は代表選だけだ」と語ったという情報が伝わり、その後も鳩山由紀夫前首相グループの研修会に参加するなど含みのある行動をとったため、グループ内は主戦論に傾いていった。
 
 各種世論調査では政治とカネの問題を抱える小沢氏の復権を望まないという声が8割を超えたままだ。
 小沢氏のかつての盟友、渡部恒三元衆院副議長は21日のテレビ東京の番組で、「首相になると検察は小沢氏を起訴できなくなる。彼が今、首相になるというのは、悪いことをした人間を政治がかばうことになる」と述べた。憲法75条には「国務大臣は在任中、首相の同意がなければ訴追されない」との規定があり、渡部氏はこれを引き、小沢氏側を牽制(けんせい)した形だ。
 
 こうして双方の対立が先鋭化してくると、小沢氏の身の振り方もますます難しくなってくる。出馬しなければ、首相に敗北したというレッテルを張られ、小沢氏の政治的影響力は失墜しかねないからだ。
 代表選に出馬した場合でも道のりは平坦(へいたん)ではない。
 敗れれば、「政治生命はその時点で終了」(前原グループ幹部)するし、勝っても「独裁的に政権を運営すれば、党分裂もあり得る」(ベテラン)からだ。
 もちろん首相が全面降伏して「脱小沢」方針を撤回すれば、対立は解消されるとみられる。だが、今のところその気はないようだ。
 

●日本と中国、韓国の観光担当相会合のため中国を訪れている前原誠司国土交通相は22日(日本時間同)の共同記者会見で、7月に要件を緩和した中国人向け個人観光査証(ビザ)について「さらなる見直しも不可欠だ」と述べ、今後1年間で効果を検証した上で、一段の要件緩和を検討する考えを表明した。
 
 前原氏は中国語の通訳や案内標識など、日本側の受け入れ態勢が不十分である問題を指摘。「われわれも受け入れ体制を整えていくのと同時に、まずは1年間、ビザの緩和(効果)をみて、それを検証することも必要ではないか」と述べた。
 
 観光庁によると、個人旅行が盛んな台湾や香港からの訪日リピーター率は約7割に上るのに対し、中国人のリピーター率は約1割にとどまっている。中国人が旅行しやすい環境を整えることが、観光立国推進に向けた課題となっている。
 

●東京・浅草の浅草寺で最近、トイレのゴミ箱に使用済みのトイレ紙を捨てる行為が目立っている。
 トイレ紙を流す習慣のない中国の観光客が悪気なく行っているとみられ、寺は中国語の張り紙で注意を促すなど対応しているが、事態はなかなか改善しないようだ。
 中国人観光客に人気があることで知られる浅草寺だが、思わぬトイレ文化の“日中摩擦”に関係者は頭を悩ましている。
 
 浅草寺によると「トイレ紙問題」は昨年から顕著になり、特に中国人の観光ツアーの一行が訪れた後によくみられるという。
 中国ではトイレ紙の品質が悪くて詰まりやすいことなどから、使用済みの紙をゴミ箱に捨てる習慣がある。
 中国語の新聞「中文導報」(東京)の張石副編集長は「観光客に悪気はなく、『トイレを詰まらせたら大変』と考えてゴミ箱に捨てている」と解説する。
 
 寺は7月上旬、トイレに「水で流してください」という中国語の張り紙を掲示したが、効果は「紙の量が少し減った程度」(寺関係者)という。
 張り紙は中国で現在ほとんど使われていない旧字で書かれており、寺は内容が十分に伝わらなかったと判断。一般的な簡体字で「ご協力感謝します」という一文を加えた新しい張り紙を作成し、18日に張り出した。
 
 実は、観光名所の秋葉原でも同様の現象が起きている。大手の家電量販店ではトイレの正しい使い方を説明する中国語などの張り紙を掲示。ゴミ箱の紙を回収するなどのトイレ清掃をこまめに行っている。
 張副編集長は「中国のトイレ事情が日本と同じになるには、あと20年くらい必要なのではないか」としているという。

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