<カレンダーへ戻る
バックナンバー 

めらめらと燃え上がりたるアスファルト 焼けてとろけて流れ出でたる (09月03日)(金)

 猛暑いまだ続く 8時30分 トーヨーで打ち合わせ 8時45分 区へ 10時30分 案件があって渡辺氏 13時30分 江戸川区文化会理事会 夜は藤原正彦「ヒコベエ」を読む。
 

●民主党代表選(14日投開票)で、小沢一郎前幹事長の陣営が、菅直人首相の陣営に猛攻を仕掛けている。
 菅陣営による中傷攻撃やスキャンダル暴露にブチ切れ、「生きるか、死ぬか」の死闘を覚悟。
 事実上の殲滅戦に突入した。菅、小沢両氏は2日午後、日本記者クラブ主催の公開討論会でも激突したが、小沢氏が代表選後の連立組み替えや政界再編を視野に動き出していることも判明した。
 
 「クリーンな民主党をつくっていきたい。政治にカネがまつわる古い政治からは脱却しないとならない」「小沢氏が首相になりたいならば説明が必要だ」
 1日午後に行われた共同記者会見。菅首相は、小沢氏の「政治とカネ」の問題に切り込んだ。
 小沢氏は黙って聞いていたが、その表情は不快そのもの。31日の菅−小沢会談で交わされた「泥仕合にしない」という約束は反故にされた。
 
 小沢陣営中堅は「マスコミに党内資料を流し、中傷記事を書かせたのは菅陣営ではないか。首相の側近、仙谷由人官房長官の事務所費問題は構わないのか。フザけるな!」と突き放す。
 殲滅戦を覚悟した小沢陣営の布陣は強力かつ緻密だ。
 国会近くのホテルに選対本部を設置し、陣営議員を「議員班」「遊説班」「地方議員班」「党員・サポーター班」など個別の担当に振り分け、多数派工作を展開。議員会館のフロアごとにも担当者が配置され、徹底的なローラー作戦が行われている。
 全国各地で行われる遊説にも、陣営議員が支持者を動員するようノルマも課している。
 
 陣営幹部は「議員票は菅、小沢両陣営で3分の1ずつ。残りの3分の1の争奪戦だ」と現状分析するが、1日午前に行われた小沢氏の決起集会には国会議員125人、代理約50人の計約180人が出席。一方、菅陣営が同日午後に開いた決起集会には国会議員114人、代理約60人の計約170人が参加し、接戦といわれる情勢を反映した。
 
 小沢陣営の集会には山岡賢次副代表ら小沢グループから約90人。
 このほか、海江田万里衆院財務金融委員長や平野博文前官房長官ら鳩山由紀夫前首相グループのほか、赤松広隆前農相ら旧社会党系グループの一部が顔を出した。
 
 一方、菅陣営の集会には、蓮舫行政刷新担当相のほか、江田五月前参院議長や仙谷由人官房長官、岡田克也外相、玄葉光一郎政調会長らが駆け付けた。
 党所属議員412人のうち、4割強の約180人はどちらにも顔を見せなかったが、小沢陣営としてはこうした「中間層」議員を根こそぎ刈り取る構えなのだ。
 
 ただ、菅陣営も黙っていない。ルビコン河を渡った菅首相は同日夜、都内で開かれた野田佳彦財務相のグループの会合でこうブチあげた。
 「明治維新には西郷さんの力が必要だった。西南戦争があって本格的な明治政府ができた。政権交代以降、西郷さんはああいう末路を迎えた。これが大事だ」
 西南戦争を民主党代表選に、小沢氏を維新の三傑・西郷隆盛に例え、小沢氏を西郷のように自刃(=政界引退か追放か?)させる決意をあらわにした。
 
 とはいえ、小沢氏は代表選後を見据えた動きも着々と進めている。
 菅首相が陣頭指揮を執った参院選で大敗し、衆参ねじれとなったことを受け、今後の国会運営をにらみ、新党改革の舛添要一代表や、無所属の鳩山邦夫元総務相など、野党議員に政権参画の勧誘を本格化させていたのだ。
 
 小沢支持とされる原口一博総務相らは8月31日夜、邦夫氏と都内で会談。
 原口氏は「小沢政権」を発足するに当たっては、民主党議員だけでは「人材が足りない」と発言。同時に「小沢氏は政策重視の人事を行う方針だ」とも述べ、舛添氏や一部の自民党議員も含めた政権参画に期待感を表明したという。
 これを受け、邦夫氏は1日午前、舛添氏に電話して原口氏の発言の内容を報告し、舛添、邦夫両氏は政権に参画する方向で行動していくことを確認。邦夫氏は同日夜には、兄の鳩山前首相らと都内で会談し「小沢政権」に協力する考えを伝えたという。
 
 政治評論家の小林吉弥氏は「これが政治だ。小沢陣営は代表選だけでなく、選挙後のことも考えて布石を打っている。これに比べて、菅執行部は参院選大敗から2カ月たつが、野党議員1人も切り崩していない。政治力の差がよく分かる話だ」と語っている。
 

●民主党代表選で、注目されているのが谷亮子参院議員=比例=ら小沢ガールズの去就だ。分裂危機もささやかれるが、1日に開かれた総決起集会では菅陣営に寝返りした“造反者”が早くも出現。
 福田衣里子衆院議員=長崎2区=ら、いまだ態度を鮮明にしていない議員もいるだけに、争奪戦が激化している。
 
 1日に行われた小沢一郎前幹事長の総決起集会。7月の参院選で当選したばかりの谷氏や、田中美絵子衆院議員=比例北信越=ら主だった小沢ガールズの面々が出席し、小沢氏への操(みさお)を誓った。
 しかし、鉄の結束を誇った小沢ガールズも一枚岩とはいえない。
 福田氏ら多くの議員がいまだ態度をはっきりさせていないばかりか、山尾志桜里衆院議員=愛知7区=と小原舞衆院議員=比例近畿=が菅直人首相の決起集会に出席し、小沢氏に決別を宣言したのだ。
 
 揺れるガールズのなかで、目立っていたのが小沢氏の隣で司会者然と笑顔を振りまいた岡本英子衆院議員=神奈川3区。横浜市議を経て、昨年の衆院選で初当選を果たしたガールズの一員だ。
 しかし、「地盤が弱い新人議員は世論に敏感にならざるを得ない。有権者の支持率が悪い小沢氏に最後までついていくかどうか」(永田町関係者)との声もあり、いまだ波乱含みの様相だ。
 

●東京・多摩地区にある都立高校で8月、校長(57)が職員室で男性教諭(47)に顔を殴られたうえ、パイプいすを投げつけられ、手や首を負傷していたことが2日、分かった。事態を重視した東京都教育委員会は、本格調査に乗り出した。
 
 関係者らによると、8月27日夕、同校職員室で男性教諭が校長の顔を数回殴った。教諭はその後、副校長にいすを投げつけた。職員室を出ていた校長が戻り、副校長を職員室から連れ出そうとすると、教諭は2人を追いかけ、校長にパイプいすを投げつけたという。
 
 校長は自ら110番通報した後、病院に搬送された。手の指の骨を折ったほか、首などにけがを負った。学校関係者によると、教諭は普段から校長の指導法などに不満を抱いていたという。
 
 校長は産経新聞の取材に事実関係を認めたうえで、「あってはならない事件が学校で起きてしまった。今後の対応は警察と相談して決めることになる」と話した。
 
 都立高校を管轄する都教委幹部は「職員室で教諭による暴力事件が起きたことは聞いたことがない。現在、事実関係の把握に努めている最中で、教職員の服務規定に従って厳正に対処していきたい」としている。

<カレンダーへ戻る