<カレンダーへ戻る
バックナンバー 

鳥になり南へ行きたい夢を見た 蓮池さんの話に感銘す (09月11日)(土)

 猛暑から台風9号で涼しくなったが、今日は31度Cまで戻った。 午前中 原稿 午後 外出 16時 案件があって三田氏 大村氏 阪井氏と懇談 19時 夕食会
 志水辰夫「引かれ者でござい 蓬莱屋帳外控」を読む。
 

●14日に迫った民主党代表選だが、公選法の規定で、7月の参院選でもまだインターネットを使った選挙活動は解禁されなかったが、今回の代表選では、菅直人首相、小沢一郎前幹事長の両陣営ともホームページ(HP)や簡易ブログ「ツイッター」を活用、支持拡大を目指して活発な選挙戦を展開している。
 
 菅陣営では、告示直後に首相個人のHPを全面的に模様替えした。決起集会の動画などを掲載したほか、支持表明している100人以上の国会議員の顔写真や地方議員の氏名を記載。
 支援する議員のツイッターでのつぶやきをまとめたページも見られるようにした。
 
 蓮舫行政刷新担当相の夫で、HPの編集担当をしている早稲田大非常勤講師の村田信之氏は「代表選は、党代表だけでなく国民の代表を決める選挙。コップの中の嵐にしたくない」と話す。
 「菅直人が今何を考えているか」を党員・サポーターだけでなく、広く国民に伝えるべきだとの視点で編集しているという。
 HP内の菅首相の出馬理由や政策方針の部分は、英語や中国語など4カ国語で読めるようにした。
 毎日多くの応援メールが集まり、「演説をもっとこうすべきだ」などのアドバイスもあり、菅首相も参考にしているという。
 
 対する小沢陣営でも、小沢氏本人が動画投稿サイトの生放送に出演し、視聴者からの質問に応じるなどした。ただ、HPは今後の街頭演説会やテレビ出演などの予定を伝える文字情報が中心だ。
 陣営のネット担当者は「HPで完結せず、HP読者にテレビを見てもらったり街頭演説会場に足を運んでもらったりなど、メディアをまたいで『生の小沢候補』を見てもらう」と説明。編集無しの動画など、「ライブ感」を前面に出して小沢氏をアピールする作戦だという。
 

●事実上、一国の首相を選ぶ選挙なのに、菅直人首相と小沢一郎前幹事長の陣営をめぐる中傷・スキャンダル合戦と化し、外国人も投票できる−。民主党代表選は野党サイドからはどう映るのか。
 自民党保守派のリーダー、安倍晋三元首相が、代表選後の政界再編も含めて語った。
 
 「まれに見る、醜い選挙だ。政策よりも『相手は首相の資格がない』とののしり合っている。新聞や週刊誌には連日、醜聞記事が掲載されている。自民党総裁選も熱くなるが、ここまでひどい戦いはない。国民も辟易しているのではないか」
 
 小沢代表時代の対策費問題や、菅首相側近・仙谷由人官房長官の事務所費問題、小沢ガールズの不倫疑惑など、数多の醜聞が噴出した。第三者である安倍氏も食傷気味だ。
 そのうえで、「菅首相は円高・株安に打つ手がない。このままでは経済は二番底、三番底になる。経済指標は『早く辞めてくれ』と訴えている。小沢氏は、鳩山政権時代で否定された政策をもう一度持ち出している。日米合意を白紙に戻すなど、尋常ではない。悲しいかな、民主党議員や党員・サポーターは『どちらが、まだダメージが少ないか』で選ばざるを得ないだろう」と指摘する。
 
 注目を集める党員・サポーター票だが、安倍氏は「外国人が党員・サポーターとして投票できるのは大問題だ」といい、こう続ける。
 「憲法15条は首相を含む公務員選定を『国民固有の権利』と定めている。政治資金規正法が外国人からの寄付受領を禁じているのは、外国勢力の影響で日本の政治がゆがめられることを防ぐためだ。民主党代表選の仕組みでは、他国が意図的に自分たちに都合のいい人物を首相にすることができる。この問題を軽視してはならない」
 
 一方、自民党は谷垣禎一総裁が9日、石原伸晃幹事長(53)や小池百合子総務会長(58)を抜擢する大胆人事を行った。今後、自民党はどう戦うのか。民主党が分裂し、小沢支持グループが離脱した場合など、自民党との連携はあるのか。
 「若い幹事長の下で、政権奪還の態勢を整えていく。衆院選で勝利するのが最善の策だが、現在の日本経済は危機的状況だ。解散まで待つ時間はないかもしれない。今回の代表選で、民主党内の亀裂は修復不可能になった。党分裂は十分あり得る。『国民生活をどう守るか』という原則を持ちながら、(政界再編などの)あらゆる選択肢をテーブルに並べたい。手段は幅広く考えていきたい。保守系議員の決起をうながしたい」
 

●郵便制度悪用に絡む厚生労働省の文書偽造事件で、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた元局長、村木厚子被告(54)=休職中=の判決公判が10日、大阪地裁で開かれ、横田信之裁判長は文書偽造を部下に指示したことを否定し、無罪(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
 
 民主党・小沢一郎前幹事長をめぐる陸山会事件や、受託収賄罪などに問われた鈴木宗男衆院議員の最高裁上告棄却など“政治とカネ”“検察批判”が注目を集めるなか、今回は功を焦った検察側の“暴走”が浮き彫りとなった。民主党代表選を直前に控えた小沢氏側が、今回の判決をもとに攻勢を強めるのは確実だ。
 
 村木元局長は障害保健福祉部企画課長だった2004年6月、課長の公印入りの証明書を部下の上村被告に偽造させたとして起訴された。
 検察側は論告で、国会議員からの口添えを背景に、実体のない「凛の会」を障害者団体と認めるよう厚労省内で組織的に対応した「議員案件」だったと説明。元局長の指示か了解がなければ、証明書の偽造は不可能だったと主張した。
 
 これに対し、弁護側は「検察は客観的証拠を無視してストーリーに沿った調書を大量に作成し、冤罪を生んだ」と捜査批判を展開した。逮捕から一貫して起訴事実を否認している村木元局長も無実を訴えていた。
 
 公判は異例の展開を見せた。地裁は5月、「検察が誘導した可能性がある」として、村木元局長の関与を認めた元部下、上村勉被告(41)=公判中=の捜査段階での供述調書を採用しないと決定。共犯として起訴された3人のうち、同会設立者の倉沢邦夫被告(74)に無罪=検察が控訴、郵便法違反罪では有罪=を、元会員の河野克史被告(69)には執行猶予つき判決を言い渡している。一方で、特捜部検察官ら6人が取り調べメモをすべて破棄。隠匿とも思えるお粗末な姿勢も明るみに出た。
 事件では、特捜部が当初、凛の会と民主党・石井一参院議員(76)との関係を調べていたものの行き詰まり、厚労省に照準を変えたといわれる。まず“逮捕ありき”の検察捜査に改めて批判が集まりそうだ。
 

●初のペイオフ発動で気になるのは、日本振興銀行の預金者はどうなるのかということ。2010年3月期末時点の預金口座数は約11万口座、預金残高は約5930億円となっている。このうち、元本が1000万円を超えて保護の対象外となっているのは、約4800口座、預金残高で700億円弱となっている。
 
 関係者によると、直近で1000万円を超えるのは、約4000口座で400億円台半ば程度。保護の対象外となっているのは100億円程度という。97%の口座は保護の対象となる計算だ。
 
 保護の対象となる元本1000万円とその利子は週明け以降、振興銀に払い戻しを求めることができる。
 問題は元本が1000万円を超える預金者への対応。今後、預金保険機構の管理のもと破綻処理を進めることになるが、払い戻し余力がまだあるとの結論になれば、1000万円を超える部分の全部もしくは一部が戻ってくる可能性もある。
 どれくらい戻せるかが判明するまで約1年かかるとみられる。
 
 振興銀に1000万円超を預けていた預金者については、「7月に振興銀現旧幹部が逮捕され、債務超過の可能性が言われていたのになお多額の預金をしたままにしていた預金者については、自己責任というほかない」(大手銀幹部)というのが金融界の見方。
 こうした大口預金者は「振興銀と“深い関係”があって預金を引き出せない状態にあった中小企業か、ペイオフになっても痛くもかゆくもない大金持ちだろう」(同)とみられている。
 

●ニューヨーク発 時事通信
 米同時多発テロ(01年)から9年となる11日にイスラム教の聖典コーランを「焼く」か「中止する」かで世界中のメディアを振り回した米フロリダ州のテリー・ジョーンズ牧師(58)である。
 各国の非難の的となった彼の活動歴を伝える報道からは、「悪霊論」を唱えるなど特異な人物像が浮かび上がる。
 
 独シュピーゲル誌(電子版)などによると、ジョーンズ牧師は元ホテルのマネジャー。80年代にドイツ西部ケルンに住み着き約30年間、福音派教会「ケルン・クリスチャン・コミュニティー」の牧師として活動した。
 妻シルビアさんと自分を「神に指名された者」と称し、「暴君ネロの母に建設された地獄の都市」ケルンの救済を説いた。
 「悪霊」が存在するとの独自の論を展開し、異論を唱える者を「神の敵」と攻撃した。同性愛者やイスラム教徒を糾弾し、子供を棒で打つ体罰も説いた。
 
 精神的に追い詰められ、入院する信者もいた。信者に寄付をしつこく強要したこともあったという。教会資金を不正使用した疑いが強まり、ジョーンズ牧師は07年末、教会を追われた。
 今も教会は残るが、最盛期に約1000人いた信者は約80人にまで減っている。
 米国に戻ったジョーンズ牧師は08年、フロリダ州の人口約10万人の田舎町ゲーンズビル市で現在の教会「ダブ・ワールド・アウトリーチ・センター」を設立した。約50人の信者には、米中西部カンザス州で同性愛者やユダヤ教に抗議する原理主義活動で知られる別の教会の会員もいる。
 
 09年夏、胸に「イスラム教は悪魔だ」と赤字で記したTシャツを着た子供の信者7人を市内の学校に登校させ、子供たちは登校禁止処分を受けた。同性愛者を公言する同市市長への抗議運動も展開した。地元紙に教会の不正経理を追及された。
 ジョーンズ牧師に批判的な地元の別の教会関係者は、ブルームバーグ通信に「報道すればするほど元気づく。関心を引くため何度も騒ぎを起こす。店先でアメを欲しがるだだっ子のようだ」と語った。
 
 コーラン焼却イベントを発表した今年7月から8月末までにジョーンズ牧師は、世界中の150以上のメディアから取材申し込みを受けたという。「関心を引く」のが狙いであれば目的を十分に達したことになる。
 同市の警察・消防当局は「焼却を実行しようとすれば断固阻止する」と明言。ジョーンズ牧師の当初の決意にかかわらず、コーランが焼かれる可能性は低くなっている。

<カレンダーへ戻る