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次々と恫喝強要中国に あわれ日本は譲歩かさねる (09月26日)(日)

 尖閣問題は予想した通り中国の思惑通りの展開になった。 ひとつ譲ればさらに問題を背負い込む。 快晴 気温17−24度C 午前中 原稿 13時 トーヨー 14時 案件があって小久保久子 賢二らと福島氏らとの要談。
 16時 レクサスがリコールされてエンジンの部品8個を取り換えるそうでレクサス販売店に持って行く。 夜は飯塚真紀子「ミノル・ヤマザキの生涯」を読む。
 

●前人未到の10年連続200本安打を達成したマリナーズのイチロー外野手(36)は24日、敵地でのレイズ戦に1番右翼で先発出場、1回の第1打席で2球目の直球をジャストミートしてライト前に運び、201本目の安打を放った。3回の第2打席は4球目を引っかけて投ゴロ、5回の第3打席は4球目を遊ゴロに倒れた。
 
 試合前は改めて祝福の嵐。レイズの選手やファンからも握手やサインを求められ、笑顔で応じていた。
 メジャーの公式サイト「MLBコム」のマリナーズのホームページには、「イチローは殿堂入りのタレントがあり、この10年連続200安打で殿堂が確かなものになった」とした。
 
 さらに、「イチローは“ファイブ・ツール・プレーヤー”(5つの武器を持った選手)で、ヒットを打ち、走る。強肩で、外野守備のうまさのほか、パワーもある。このパワーに関しては、先頭打者ということで、あえて封印しているが、試合前の打撃練習で彼が見せるパワーを見れば、この力も間違いなくあることに気づくだろう」としている。
 
 ESPNは前日50号本塁打を放ったブルージェイズのバチスタとイチローを同時に取り上げ、「2人が大きな歴史を作った」とこれまでの記録を詳報した。
 「ウォールストリート・ジャーナル」紙は「マリナーズが116勝した2001年、イチローは1試合平均4・7打席があったが、今年は4・5打席だった。
 それでも200安打したことがすごい。日本での安打数が、メジャーの安打数に加算されることはないが、改めてすごい数字だ。
 イチロはメジャーに来て、200安打することを“ルーティン”(ごく当然のこと)にしてしまった」
 
 もっとも、シアトルの地元紙「ザ・ニューズ・トリビューン」はマリナーズが地区最下位に沈んでいる事実をあげ、「結局、マリナーズにはこのイチローと、前日好投して勝利投手になれなかったキング・フェリックスことヘルナンデス投手の2人しかプロらしい仕事のできる選手がいない」とため息をついた。
 来季、イチローが、またも孤独な戦いを強いられるのか? 反攻のための補強がマリナーズになされるのか? 注目だ。
 

●ソウル発 時事通信
 韓国の聯合ニュースは26日、複数の消息筋の話として、北朝鮮軍が兵士約1万人が参加する史上最大規模の閲兵式と軍事パレードを準備中だと報じた。
 今月28日の労働党代表者会に続き、10月10日に開催される党創建65周年の行事と関係しているとみられるという。
 
 同筋によると、7月から平壌の美林飛行場に集まり始めた兵士の数が約1万人に膨れ上がっている。
 北朝鮮の通常の軍事パレードに参加する兵士は5000人程度という。 
 

●沖縄・尖閣諸島沖の日本領海内で起きた中国漁船衝突事件で、中国は「謝罪と賠償」を要求し、船長の釈放により、日中関係悪化が収拾に向かうと期待した菅政権は目算が狂った格好だ。
 中国の強硬姿勢はやむ気配がなく、日中対立は長引く恐れが出ている。
 
 「日本側の方が(中国より)少し大人の対応をした。抜き差しならない関係になるのはいいことではない」
 片山総務相は25日、東京都内で記者団に対し、公務執行妨害容疑で逮捕した船長釈放を評価した。
 だが、謝罪と賠償を求めるという中国側の予想外の要求に、政府の受けた衝撃は大きかった。
 政府筋は25日、「尖閣諸島は日本の領土だ。日本の法律にのっとったことなのに、謝罪要求とはどういうことなのか」とうめいた。
 
 というのも、中国人船長の釈放を決めた24日、首相官邸内には、日中の関係改善に直ちにつながるという楽観論が広がったからだ。中国側の強硬姿勢は、「菅外交」の見通しの甘さを露呈する形となった。
 政府内では「中国は船長釈放を勝ち取り、矛を収めるどころかさらに、揺さぶりを強めてくるのではないか」と先行きを危ぶむ声が出ている。
 
 まず、今回の漁船同様、尖閣周辺の日本領海における中国漁船の侵犯行為がエスカレートする事態が予想される。海上保安庁などからは「中国漁船が違法操業していても、有効な取り締まりができなくなる」と心配する声が出ている。
 中国側が東シナ海のガス田開発問題で単独掘削の構えを見せるなど、船長逮捕の「報復措置」とみられる動きも解決のメドが立っていない。
 
 ガス田の一つ「白樺(しらかば)」(中国名・春暁)では最近、中国側施設で掘削用ドリルのような機材の搬入が確認され、新たに白樺付近の海水に濁りがあることも判明した。24日に開かれた自民党外交部会で、資源エネルギー庁幹部は「掘削の可能性は高いとの判断は変わっていない」と説明。外務省も「中国側が掘削をした可能性がある」とみて、外交ルートを通じて中国側に事実確認を繰り返している。
 
 中国・河北省で「フジタ」の日本人社員4人が中国当局に拘束された問題でも、北京の日本大使館が25日、ようやく領事面会を実現させたものの、解放には至っていない。
 政府・民主党内では、「船長というカードを手放したことで、中国にやりたい放題やられる恐れがある」(民主党関係者)との警戒感も出ている。
 
 「日中は国際社会に責任を持つ重要な隣国で、戦略的互恵関係を深めるため、双方が冷静に努力することが必要だ」
 菅首相は24日(日本時間25日)、ニューヨークでの内外記者会見でこう強調した。
 しかし、メッセージは中国に届いていないようだ。
 

●沖縄県・尖閣諸島付近で起きた漁船衝突事件で、那覇地検が24日、逮捕した中国人船長を処分保留で釈放することを決めたことに対し、各国メディアの多くは「日本が中国の圧力に屈した」などと受け止めた。
 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は24日、釈放決定は「中国の影響力(の大きさ)の証し。最大の貿易相手国の一つ(日本)に強烈な圧力を行使できることを示した」と報じた。
 
 米紙ロサンゼルス・タイムズ(同)は那覇地検の決定について「突然の発表」と驚きを示した上で、背景には中国政府からの「圧力の高まりと脅し」があったとの見方を伝えた。
 中国との国境紛争で1962年、大規模な軍事衝突を経験、現在も国境地帯で互いに軍備を増強し合っているインドの主要紙タイムズ・オブ・インディア(同)も「日本は圧力に屈した」と伝えた。
 英BBC(同)は「日本は(中国との間で高まっていた)緊張を緩和するだろうが、弱腰とみられる」と指摘。「長期的にみれば、中国も失うものがあるだろう」と分析した。以上共同通信より・・・。
 

●シネマトゥデイ映画ニュースから
 河瀬直美監督のドキュメンタリー『玄牝-げんぴん-』がスペインで開催中の第58回サンセバスチャン国際映画祭で現地時間22日、公式上映された。
 自然分娩をテーマにしたドキュメンタリーとあって会場には妊婦の姿もあった。
 上映が終わった瞬間、温かい拍手を浴びた河瀬監督は「上映後、何人もの女性の観客が近寄ってくれて声を掛けてくれたのがうれしかった」と好反応に顔を紅潮させていた。
 
 同作品は愛知県岡崎市で自然分娩を推奨している産婦人科医・吉村正が院長を務める吉村医院に、河瀬監督が16ミリフィルムを片手に約1年間密着したドキュメンタリー。
 院内に「古屋」と称する江戸時代の茅葺き小屋を移築し、そこで薪割りやぞうきん掛けなど心身共に鍛えながらお産を迎えるという昔ながらの出産に、スペインの記者たちも興味津々。
 先に行われた記者会見では、通常は30分程度で終了してしまうところ、今回の映画祭の目玉ジュリア・ロバーツが出席した会見並の約1時間に渡る熱心な質疑応答が行われた。
 
 特に女性の記者からは「吉村先生のような自然分娩を行っている産婦人科医は日本で珍しいのか?」という、吉村医師の存在そのものに興味津々の様子だった。
 河瀬監督は「吉村先生のような人は希有な存在だと思います。日本のお産の現場は医者が主体で陣痛促進剤などを使い、女性の力だけで分娩を行うのは全体の2%程度と言われています。
 
 そんな中、2万例以上の子どもを取り上げた実績があるのは吉村先生以外にはいないのでは? そうした非常に少数派の人たちをドキュメンタリーで取り上げるのはセンセーショナルで驚くべきことだと思います。さらに吉村医院で出産した女性たちは、出産直後『ありがとう』とか『温かい』『幸せ』と世の中を肯定した言葉を吐くんですね。それは素晴らしいことだと思うし、こういう選択も女性にはあるんだということを伝えたかった」と説明した。
 
 またスペインの男性の記者からは「男性器の快感について語ることはよくあるが、劇中で助産婦が『女性は膣で大切な人を受け止めて、性交渉の究極は一体感にある。
 出産でも子どもとの一体感を得られる』とか、妊婦が出産中『気持ち良い』と語るなど、女性器について言及していることに衝撃を受けた」という意見もあった。それについて河瀬監督は「日本では特に、女性が性的なことを公の場で語るのはタブーと言った雰囲気がある。
 でも、子どもを身籠もり出産するということや、膣で大切な人を受け止める事を喜びと思うのは真実だと思う」と一児の母でもある河瀬監督は、実体験を踏まえた上で正直に語った。
 
 欧州では熱心な河瀬ファンも多く、「16ミリのカメラで撮ったことにこだわりは?」という技術的な質問もあった。河瀬監督は「お産は一回こっきりの現場。なので保険を掛けて、ビデオやデジタルカメラを回すのが現在のドキュメンタリー制作の状況。でもそれは、とりあえず撮っておけばいいという、素材的な部分が多いんですね。でも16ミリカメラ用のフィルムは一巻で10分しか回せないリスクがあって、その中で撮り手側が意識を集中させながら、ここぞという場面を撮らなければならない。
 かつてのドキュメンタリー映画には、そういう映像があった。今回は情報としての映像ではなく、作品を撮りたかったので16ミリカメラにこだわりました」と作品に込めた思いを語った。
 
 盛り上がった会見では、スペインの女性記者から「監督自身は次回、吉村医院で産みたいと思いますか?」という素朴な質問も飛んだ。河瀬監督は長男の出産模様をドキュメンタリー映画『垂乳女』でフィルムに残しているが、「ぜひ次回は吉村医院で出産してみたいです!」と即答。
 まさかの子作り宣言まで飛び出す盛り上がりぶりだった。コンペティション部門の受賞結果は映画祭最終日の25日に発表される。
 

●郵便不正事件に絡む証拠改ざん事件で、最高検が大阪地検特捜部主任検事、前田恒彦容疑者(43)=証拠隠滅容疑で逮捕=から改ざんを打ち明けられた同僚検事ら3人を集中聴取していることが分かった。
 前田検事は取り調べに「フロッピーディスク(FD)の記録をUSBメモリーに移したつもりが誤ってFD本体のデータが変わった」と過失を主張しているとされる。
 最高検は前田検事が同僚検事には「意図的改ざん」を示唆していたとみて、3人から当時のやりとりを聴いた模様だ。
 
 最高検は週明けにも地検の小林敬検事正、玉井英章前次席検事(現大阪高検次席検事)から事情を聴く方針。改ざん疑惑の報告を受けながら、調査しなかった理由などの説明を求めるとみられる。
 また、大坪弘道前特捜部長(現京都地検次席検事)についても再聴取する。
 
 今年1月末、厚生労働省の村木厚子元局長=無罪確定=の初公判で、弁護側がFDの記録内容について追及。事件捜査をした検事が出張中の前田検事に連絡を取ると、前田検事は「FDのプロパティ(更新記録などの付属情報)を変更して返却した」と話したという。
 
 この検事が別の特捜部検事に話し、同事件の公判担当検事にも伝えられた。
 3人は、佐賀元明前特捜部副部長(現神戸地検特別刑事部長)に「前田検事がFDに時限爆弾を仕掛けた」などと訴えたが、地検は調査を見送った。
 集中聴取を受けたのはこの3人。最高検は、前田検事が意図的改ざんを告白したため、3人の検事が上司に報告する事態になった疑いがあるとみている。

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