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驚きの七〇日間地下からの 神のご加護に感動のチリ (10月13日)(水)

 曇一時小雨のち晴れ 8時30分 トーヨーで打ち合わせ 9時 案件があって蓑田氏と要談 10時 案件があって木邑氏 佐方氏 早矢仕氏と懇談 14時 日本情報委員会に出席 18時 案件があって未来氏 木田氏と要談 夜は沖縄史研究会「琉球処分」を読む。
 

●朝鮮労働党創建65周年に合わせて行われた軍事パレードに登場した金正日(キム・ジョンイル)総書記の姿からは、2年前の脳卒中による後遺症がはっきり見て取れた。
 閲兵中は終始元気がなく無表情で、脳損傷による後遺症でうつの症状を起こしている可能性も指摘されている。
 
 まず目に付くのは、右のほおにうっすらと見える黒斑(こくはん)が以前よりも大きくなった点だ。
 これは心臓機能の異常と老化によるものと推定される。金総書記は長期にわたり糖尿病を患っており、腎機能が低下したとされる。
 腎機能の異常で尿毒成分が尿として体外に排出されないと、有毒物質が皮膚に蓄積することになる。それが紫外線にさらされると、黒い色素沈着が生じる。
 高麗大病院心臓内科のキム・ヒョンギュ教授は「全般的に見て、慢性腎不全の症状を帯びている。
 その場合、人工透析を受けても、腎臓移植をしない限り、5年以内に半数程度の人は腎機能が完全に失われ、生命が危うくなる」と指摘した。
 
 2008年8月に右脳に脳卒中を起こした金総書記は、左半身に後遺症が目立ち、その状況が改善していないとみられる。
 左肩はだらりと下がって見える。肩の関節を支える軟骨が力を失い、肩の筋肉が萎縮(いしゅく)した結果だ。
 このため、金総書記は左腕を高く上げることができない。左腕を体の中心方向に曲げるのも困難だ。
 金総書記が拍手をする際、両手をそろえるのではなく、常に左手を下にしているのもそのせいだ。
 過去にも金総書記は最高指導部の権威を象徴するかのように、手を上下にして拍手する傾向があったが、たまには普通に両手を並べて左右方向に拍手することもあった。
 今回の軍事パレードでは専ら左手を下にして拍手していた。
 首を左に向けることもほとんどなかった。首の左側筋肉が硬直しているためとみられる。
 
 歩く際には、左足をひきずる様子が見られた。このような歩き方では、着地時に体重の圧力を自然に分散させることができず、いずれは関節の炎症を起こす可能性がある。
 軍事パレードの間は終始重々しい表情で、口元が下がっていた。
 脳卒中で脳が損傷すると、うつの症状を起こすことがあるが、精神科専門医はそうした患者の様子に似ていると指摘した。
 

●2010年10月12日放送された「金正男独占インタビュー」が波紋を呼んでいるそうだ。
 北朝鮮・金正日総書記の後継者に三男、金正恩軍事委副委員長が決まったことについて、長男の金正男氏はインタビューで「3代世襲反対」と明言。さらに北朝鮮を「北韓」と表現した。
 
辺真一(コリア・レポート編集長)は「労働党創建65周年記念式典を台無しにするような発言で、お父さんの金総書記が知ったら怒り心頭ではないか。『北韓』も北朝鮮では禁止用語。それをためらいなく使った。2度と北朝鮮には帰らないつもりだろう」と話す。正男はタブーに触れたようだ。
 
『お父さん』は怒り心頭か
コメンテーターの若一光司(作家)はこう語る。「金正日ファミリーの中では、正男氏がいちばん民主主義的感覚を身を持って知っている。
 3代世襲を批判するのは真っ当な神経だ。前回の世襲のときも、すぐれた能力のある人物がたまたま息子だったと説明した。
 今回も同じ。それが国際社会からどう見られているかを正男さんはわかっている」

  大谷昭宏(ジャーナリスト)が「これだけのことを言えば、あの国に帰ったら粛清の対象になるとわかっているだろう」と口にすると、若一は「かつて正男氏がヨーロッパに行っているとき、暗殺未遂事件があった。
 今現在、母国から命を狙われている可能性も否定できない」と話した。
インタビューの聞き手が何者なのか定かでないが、所太郎リポーターによれば韓国語で行われたという。海外メディアに対する正男の「サービス」だった気がしないでもない。
 

●世紀の救出大作戦が始まった。チリ北部コピアポ郊外のサンホセ鉱山落盤事故で、地下約700メートルに閉じ込められた作業員33人を縦穴を通じてカプセルで地上に引き上げる救出作業が12日夜(日本時間13日)に開始。
 ゴルボルネ鉱業相によると、12日中(同)に最初の作業員が地上に出て来られる見通しだ。8月5日の事故発生から約2カ月ぶり。
 地底の空間にこれほど多数の人々が長期間生存したのは極めて異例。
 不屈の男たちが家族と再開する念願の瞬間がやっと来た。
 
 奇跡の救出劇だ。すでにピニェラ大統領が現地入りし、作業員のうち1人の出身国、隣国ボリビアのモラレス大統領も急きょ立ち会った。救出に向けた作業は世界中の注目を集め、チリにとって国家的プロジェクトとなった。
 当局者によれば、最初に引き上げられるのはフロレンシオ・アバロスさん(31)。
 アバロスさんは現場監督のルイス・ウルスアさんに次ぐ責任者で妻との間に2人の子どもがいる。
 
 次いで電気技術者のマリオ・セプルベダさん(39)。3人目は作業員のうち唯一のボリビア人、カルロス・ママニさん(年齢不詳)という。
 彼らを地上に生還させるのは、特殊カプセル「フェニックス(不死鳥)」。
 33人は、昇降中の吐き気や嘔吐を抑えるため、特別な流動食が支給されており、救出数時間前から順次“絶食”に入っている。
 
 地上と坑道を結ぶ救出用の縦穴は、長さ約620メートルで直径約70センチ。カプセルは、カーブ部分も含めて秒速1メートルの移動が可能で、あらかじめ救出隊員4人が地下に下り、作業員を1人ずつこのカプセルに収容する。
 上昇に必要な時間は1人当たり15〜20分程度で、33人全員の救出作業を終えるには約48時間を要する。
 作業員らは地上で医師の診断を受けた後、2〜3時間、現場の仮設診療所で休息して家族と対面。その後、約50キロ離れたコピアポ市内の病院にヘリコプターで運ばれ、2日間入院する。
 ただ、地上で妻と愛人が待つ作業員もいるとされ、救助後に“不測の事態”が起きる可能性もある。
 事故から17日後の8月22日、捜索のため地中を掘り進んだドリルの先端に巻き付けられた手書きメッセージで、全員の生存が確認された。
 
 チリ政府は大型掘削機を導入して縦穴3本を掘り進め、今月9日、うち1本が地下の坑道まで貫通。生存確認直後は救出まで4カ月かかるとされていたが、急ピッチの作業で救出時期は大幅に早まった。
 チリ鉱山落盤事故とは、チリ北部コピアポ郊外のサンホセ鉱山で8月5日、落盤事故が発生。
 地下約700メートルに閉じ込められた作業員33人は当初、2日おきに小さじ2杯分のマグロの缶詰などを食べて生き延びた。
 8月22日、地中捜索のためのドリルを引き上げたところ、先端にメッセージが結び付けられているのが見つかり、生存を確認。
 チリ政府は食料などを地下に送るとともに、救出用縦穴3本の掘削を進めた。
 10月9日、うち1本が地下の坑道まで貫通した。
 

●ロンドン発 時事通信
 ノーベル平和賞が中国の人権活動家、劉暁波(リウ・シアオポー)氏に決まったことを巡って、中国がノルウェーへの「制裁」措置を次々と繰り出している。訪中したノルウェーの閣僚と中国政府高官の会合を取りやめたのに続き、12日には、北京で来月催されるノルウェー人歌手のミュージカルを中止に追い込んだ。制裁が文化交流にまで発展した形だ。
 
 このミュージカルは「ある晴れた夜」と題し、ウェブサイトによると、肺の難病を抱えたノルウェー人マラソンランナーと足の不自由な中国人男性の友情を描いている。実話に基づく物語で2005年にも中国で上演され、今年は11月1、2日に北京で予定されていた。ノルウェーの著名な歌手に加え、中国のオーケストラやダンサーも演じることになっていた。

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