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尖閣の衝突漁船実態はビデオ公開めぐるかけ引き (11月01日)(月)

 秋の文化祭たけなわであるが、台風の影響が尾をひいている。 忙しい1週間が始まった。小雨 11−18度Cで肌寒い。 8時30分 トーヨー 8時45分 区へ 9時30分 仁岸湯 中平井コミニティ会館 13時30分 子ども未来館 篠崎自転車リサイクルセンター 総合体育館アーチェリー場の視察
 16時 江戸川区文化祭美術展(TH) 18時15分 表彰式(TH) 梁石日「血と骨」を読む。
 

●ドンとぶつかる鈍い音に鳴り響くサイレン―。沖縄県・尖閣諸島沖で中国漁船と海上保安庁の巡視船が衝突した事件のビデオ映像を1日、衆参両院の予算委員会理事らが視聴した。
 視聴した複数の議員によると、映像は計6分50秒。まず、海中から網を上げる中国漁船が写った。
 漁船は最初停船していたが、突然エンジンを吹かし、船首から海保の巡視船「よなくに」の左船尾に衝突。ドンと鈍い音がする。
 
 「今ぶつかりました」。声を上げる海上保安官。漁船はそのまま走り去った。
 続く映像では、巡視船「みずき」のサイレンが鳴り響き、みずき右後方を漁船が並走。漁船上には4、5人の人影が写っている。漁船は突然左に旋回すると、みずきの右舷中央にぶつかってきた。海上保安官が「止まれ」と叫ぶ中、漁船は右前方に逃走した。
 
 自民党の礒崎陽輔参院議員は「向こうから故意にぶつかってきたのは明白で、偶発的な事故ではないとよく分かった。密漁や拿捕(だほ)した映像も公開すべきだ」と話した。
 民主党の川上義博参院議員は「今回の公開はタイミングを失っていると思う。外交カードとして温存しておくべきだったのではないか」と疑念を差し挟んだ。 
 

●今週の国会は、円高・デフレ対策を盛り込んだ2010年度補正予算案の審議をめぐり、与野党の攻防が本格化する。
 与党側は、川端達夫衆院議院運営委員長(民主)の職権で決めた11月1日の野田佳彦財務相の財政演説、2日の各党代表質問を予定通り行い、週内の衆院通過を目指す。
 
 これに対し、野党側は、小沢一郎民主党元代表の証人喚問要求への回答がないままの日程設定に反発しており、審議拒否も辞さない構えだ。
 自民党の谷垣禎一総裁は31日、山口市内で記者団に対し、「自分たちに必要なものはやるが、野党が求めることは一顧だにしない」と述べ、与党を厳しく批判。林芳正政調会長代理は同日のNHK番組で、「(日程を)ゼロに戻さないと議論に入れない」と、財政演説を行う衆院本会議の欠席を示唆した。
 
 公明党の石井啓一政調会長も同番組で「暴挙だ。(日程を)撤回し、謝罪すべきだ」と求め、みんなの党の浅尾慶一郎政調会長も「証人喚問をやることが、(補正審議の)大前提だ」と強調した。
 ただ、野党側は、本会議に先立つ、衆参予算委員会理事らによる中国漁船衝突事件のビデオ映像の視聴や、衆院予算委での集中審議には出席する。 
 

●菅直人首相は1日午前の衆院予算委員会で、メドべージェフ・ロシア大統領が北方領土の国後島を訪問したことについて「北方四島はわが国の領土であるという立場を一貫して取っているので、その地域に大統領が来たというのは大変遺憾なことだ」と批判した。日本側は大統領の訪問に反発しており、前原誠司外相が同日中にベールイ駐日ロシア大使を呼んで抗議する方針だ。
 
 外相は予算委で「事実確認はまだしていない」としつつ、「日本の原則的立場と全く相いれず、わが国国民の感情を傷つけるものだ」と強調した。ともに自民党の武部勤元幹事長への答弁。
 
 また、外務省筋は「直接、現地で確認するすべがないが、いろいろ情報が入っている」と指摘。「これから(国後島で)何が行われるか注視し、対応を検討したい」と語った。ロシア側からの事前通告はなかったことも明らかにした。
 

●ロシアのメドベージェフ大統領が北方領土の国後島を訪問した1日、間近に臨む北海道根室市の元島民は「何をしに来たのか」と、怒りの声を上げた。領土交渉停滞への不安や、日本政府への不満も広がった。
 
 国後島で15歳まで暮らした出口貞雄さん(80)は「私たちは65年もふるさとを奪われたまま。腹立たしい。日本政府が領土返還に一生懸命取り組んでくれないと困る」と憤った。
 
 同島に本籍を置き、返還運動団体の千島歯舞諸島居住者連盟理事の宮谷内亮一さん(67)は「実効支配を見せつけるためだろうが、ふるさとに足を踏み入れられ、危機感がある。日ロ交渉にも悪影響を及ぼす」と懸念を示した。
 
 池田英造さん(77)も「初訪問は次期大統領選のためのパフォーマンスと思うが、それよりも日本外交の弱さに怒りを覚える」と、批判の矛先を日本政府に向けた。

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