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情報のウイキリークス衝撃に 秘密ばらしにとどめを知らず (11月30日)(火)

 私のこの『遊人日誌』が今日で満七年経った。アクセスも80000回を超えた。
 早いようで短い月日であった。まさに『光陰流水』『生々流転』である。
 七年間の光陰について、私は毎年一冊ずつの『短歌集』によって回顧して来た。
 その間、自分自信の身辺にも随分と変化があり、亡くなった人も多い。これから何年生きていかれるのか、何時まで元気で活動できるかは分からない。
 いまのところ元気で日誌を書いている。 これからも続けていくつもりである。 
 

●パリ発時事通信 29日の仏紙パリジャン(電子版)によると、巨匠ピカソの未知の作品271点を南仏の元電気工事技師の男性が保有していたことが明らかになった。 総額6000万ユーロ(約66億円)相当。
ピカソの遺産相続人は男性を隠匿罪で刑事告訴したが、男性は「ピカソ本人や夫人から譲り受けた」と主張している。
 
 同紙によれば、南仏アルプマリティム県に住む技師の男性が今年1月、ピカソの著作権管理団体に作品が真作であるとの証明を要請。
 9月には同団体事務所を訪れ、デッサンのノートなどを見せた。
 作品はピカソが無名時代を含む1900〜32年に制作した真作とみられ、いずれも作品目録には未掲載。
 最初の妻オルガの肖像などが含まれ、中でもキャンバスに紙片を貼り付けたコラージュ9点は、それだけで4000万ユーロ相当の価値があるという。
 ピカソの遺産相続人らは9月に男性を告訴し、作品は先月押収された。
 男性は捜査当局の調べに対し、晩年のピカソ宅の電気工事に携わり、作品はピカソ本人や夫人から譲り受けたと説明しているという。
 
 ピカソの息子で遺産管理組織代表を務めるクロード氏は、リベラシオン紙に「これほど多数の作品を父が他人に譲るなどあり得ない」と主張。
 「作品には歴史的価値がある」とし、取り戻した作品の一部を美術館に寄贈する可能性もあると話している。 
 

●8時 小暮医院に定期検査に行く 快晴 9−14度C
 12時 案件があって吉野氏 小澤氏と要談 15時 水上氏と案件があって要談 18時 飯野氏 阪井氏と案件があって要談 夜は下村健一「マスコミは何を伝えないか」を読む。
 

●クリントン米国務長官を激怒させた民間の内部告発ウエブサイト「ウィキリークス」による秘密外文書の一部公開問題。
 米ニューヨークタイムズと英ガーディアン紙は一連の公電の中に、「中国は、ここ数年の北朝鮮の暴走にウンザリし、将来的にはソウルが主導権を握った統一国家になるべきだと思っている」、という内容があったと報じた。
 
 これはワシントンに送られた公電の中でも特にデリケートな内容で、今年2月、キャサリン・スティーブンス駐韓米大使が韓国の外交通商部の第2次官だった千英宇(チョン・ヨンウ)氏との会談で交わされた情報だという。
 千次官は中国の政府高官2人との会談で「高官2人は朝鮮半島は韓国の主導の元で統一されるべきだと信じており、この意見は北京の指導者層の間でも次第に支持され始めた」という。
 
 千氏はさらに「北朝鮮はすでに経済的に崩壊しており、金正日総書記亡き後、2、3年以内に政治的にも崩壊する。現在、金総書記は三男の正恩氏を後継者にし、中国からの支援を引き続き得ようとしているが、2006年の北朝鮮の核実験以来、中国首脳は北朝鮮の行動に失望。若手指導者たちは、もはや北朝鮮を有益で信頼の置ける友人とは思っていない」とも指摘した。
 
 千氏は北朝鮮が崩壊した際に、中国が軍事介入する可能性も否定。
 「中国は経済的な関係から北朝鮮ではなく、米日韓に重点を置き始めている」とも指摘した。
 統一された国が中国に敵対しない限り、中国はソウルを中心にした南北統一を容認する意向だと考えているというのだ。
 
 千氏は釜山大学を卒業後、外務部(現外交通商部)に入り、朝鮮半島平和交渉本部長、駐英大使などを歴任。今年10月には韓国大統領の外交保安主席秘書官に就任した。
 公電は、09年4月に北朝鮮がミサイルを発射したことについて中国の外交の関係者は「平壌が米国の関心を買おうと“だだっ子”のような振る舞いをしている」と決めつけ、世界が考えているほど、中国は北朝鮮をコントロールできていないことも指摘。
 北朝鮮の行動にはロシア政府も不快感を示し始めた、とも伝えている。
 

●民主党の小沢一郎元代表は29日夜、都内の日本料理店で社民党の又市征治副党首、民主党の高嶋良充元参院幹事長と会談し、菅直人首相の政権運営について「もうしようがないと思っている」と述べた。最近、小沢氏は衆院解散・総選挙の可能性に触れるなど“きな臭い”発言を連発しているだけに、さまざまな憶測を呼んでいる。
 
 出席者によると、小沢氏は民主党が大型地方選挙で連敗している現状を憂慮。「地方の危機感は強い。このままでは地方から反乱が起こり、民主党政権は根っこから崩れてしまう」と述べ、来年4月の統一地方選に向けた態勢立て直しを求めた。
 
 一方、「ねじれ国会」運営については「民主党も人材難だが、同じ人材難の自民党に助けられている」と語ったという。
 小沢氏は今月16日から衆院1回生議員との4夜連続の会合に臨むなど、動きを活発化させている。
 11月後半の2週間で懇談した議員は延べ90人以上にのぼる。
 
 そこでも小沢氏は「浮動票ではなくコアの民主党支持層が壊れている」、「外交は時に毅然と、時に理解し合うことが大切なのに、言うべきことを言えていない」などと、菅政権に対する厳しい評価を繰り返してきた。
 それだけに、党内からは「いよいよ倒閣に向けて動き出すつもりでは」(若手)、「政界再編含みで離党をする準備を始めた」(中堅議員)などと警戒する声が出ている。
 

●岩手県雫石町高前田の町営住宅に、刃物を持った男が立てこもった事件で、県警は30日午前4時40分、捜査員を突入させ、男の身柄を確保、逮捕監禁と銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。
 人質の女性も無事保護され、けがはなかった。
 
 県警捜査1課と盛岡西署によると、男は住所不詳で無職の鳥谷部千秋容疑者(58)。
 立てこもる前に、別の町営住宅に住む上平豊さん(62)を切っており、殺人未遂容疑でも調べる。
 同課などによると、鳥谷部容疑者は29日午後5時50分ごろ、上平さん宅前で腹など数カ所を切りつけ、村上アケミさん(72)を人質に取って逃走、別人が居住する住宅に立てこもった。
 上平さんは救急隊員が病院に搬送。意識はあり、命に別条はないという。居住者は無事だった。
 
 同課などの捜査員らが住宅を取り囲み、村上さんを解放するよう説得を続けたが、応じなかったため、約11時間たって強行突入した。
 鳥谷部容疑者は以前から町営住宅に頻繁に出入りし、ほかの住民とトラブルになることもあったという。上平さんと村上さんとも顔見知りで、同課は動機や経緯を解明する。
 現場はJR雫石駅の北西約1・7キロの住宅団地。
 事件を受け、団地の15世帯21人が近くの体育館に避難した。

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