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金星を回る予定のあかつきは 軌道を外れて六年待つとぞ (12月09日)(木)

 劉暁波氏のノーベル平和賞受賞をめぐって授賞式にはキューバ、ロシア、イランなどが中国からの依頼で欠席するようだ。
 快晴 6−10度C 8時30分 トーヨーで打ち合わせ
 9時45分 区へ 9時30分 清新2小の監査 13時15分 東小岩小へ監査 16時 臼井歯科へ行く。 17時 陳甚全氏 大屋氏 上村氏と懇談(墨田区内) 19時  案件があって細田氏 三神氏と要談 20時 案件があって加川氏 深谷氏と懇談  21時 志田氏と懇談 夜は古田佳一「戦後自虐史の見方」 堺公三「地獄極楽一直線」を読む。
 

●金星を回る軌道への投入に失敗した探査機「あかつき」について、宇宙航空研究開発機構は9日、破損した可能性があるエンジンの噴射口周りのデータの本格的な解析を始めた。あかつきは噴射開始から2分23秒後に突然姿勢を乱し始めており、この前後で噴射口の温度や燃料の流れに問題がなかったかなどを確認、原因がエンジンの破損だったのかどうか見極める方針だ。
 
 宇宙機構の立川敬二理事長は、同日の記者会見で「研究者の努力にもかかわらずうまく行かず、みなさんに申し訳ない。二度と起こらないように努めていきたい」と話した。失敗の原因について「アンテナ(による通信)もつながり、詳細なデータが得られたので、比較的早い段階で究明できると思う」と述べた。
 
 あかつきは、地球から見て金星の向こう側にいった直後の7日午前8時50分ごろ突然、5秒で1回という急激な回転を始めた。何らかの衝撃が加わったと見られる。
 あかつきのエンジン噴射口は、世界で初めて開発されたセラミックス製。
 高温に耐えられる一方で、通常の合金製より割れやすい欠点もある。
 宇宙機構によると、高速アンテナによる通信で機体状況の記録を取り出せたが、データ量が膨大なため、姿勢以外の解析はこれからになる。
 

●自民党の森喜朗元首相が8日、菅直人首相と首相官邸で会談し、同党内に波紋が広がった。森氏は福田政権下の2007年秋に起きた民主、自民両党による大連立構想の仲介役。菅政権の苦境を踏まえ、実現に向け再び動きだしたとの見方が多いが、党内には反発も強い。
 会談は硫黄島での旧日本軍の遺骨収集をめぐって、森氏が首相に持ち掛けた。首相は記者団に「(遺骨収集に)超党派でしっかり取り組もうと互いに話をした」と説明したものの、「政局の話はしたか」との質問には答えなかった。
 自民党内では、わざわざ森氏が官邸に直接出向いて話す内容なのか、「極めて不自然」(幹部)との受け止めが多い。
 こうした中、森氏の動きとタイミングを合わせるかのように、自民党の谷垣禎一総裁が8日、07年の大連立に関与した渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長と会談した。党幹部によると、渡辺氏は席上、民主党との大連立を打診。同氏は7日に民主党の鳩山由紀夫前首相とも都内で会っており、大連立に動き始めたとみる向きがある。 
 当時、衆院選を控える民主党の反対で大連立は頓挫したが、今や自民党が野党となり、民主党が政権運営に苦しむ立場。自民党の閣僚経験者は「閣僚ポストが転がり込むなら、ベテラン議員を中心に批判は出ないかもしれない」と指摘、実現の可能性があるとみる。
 もっとも、同党内では、民主党と全面対決し早期の衆院解散に追い込む「主戦論」が主流だ。山本一太参院政審会長は「長老中心による大連立は絶対にやってはならない」と反発。ベテランの一人も「今、大連立と言っても誰も付いてこない」と話す。
 大連立の場合、参加が取り沙汰される公明党も「押せば倒れるような民主党政権の状況だ。好ましいことではない」(幹部)と否定的だ。
 

●英ロンドン警視庁は日本時間7日夜、米政府の機密文書を暴露して話題になっている内部告発サイト「ウィキリークス」創設者、ジュリアン・アサンジ容疑者(39)を逮捕した。性犯罪容疑でスウェーデン検察当局が逮捕状をとり、国際刑事警察機構(ICPO)が国際手配していた。
 同容疑者は容疑を否認しており、本当に性犯罪はあったのかに注目が集まりそうだ。
 
 アサンジ容疑者は同日夜、ロンドン市中心部の警察署に出頭して逮捕された。
 逮捕状を発布しているスウェーデン当局への身柄引き渡し手続きは、英国の裁判所の尋問などをへて決定するが、同容疑者は裁判所に引き渡しを拒否。
 裁判所が引き渡しを決定しても、同容疑者側は上級審に訴える可能性があり、最終的な結論が出るまでに数カ月はかかる見通しだ。
 
 米政府の機密文書を暴露し、世界的に注目されているアサンジ容疑者の逮捕。世界の関心は本当に性犯罪を犯したのかに集まっている。
 アサンジ容疑者は今年8月17日ごろ、スウェーデンの首都ストックホルムの近郊で女性2人に対し、「違法な強要、性的いたずら、強姦」(ロンドン警視庁の声明)をした疑いが持たれている。
 1人には暴行、もう1人の女性にも性的被害を与えたとされる。
 2人が被害を届け出たことから事件化。スウェーデンの検察当局は8月20日、逮捕状を請求したが、嫌疑不十分として翌21日請求を取り下げた。
 
 ウィキリークスは7月にアフガニスタンでの軍事作戦などの機密文書約7万6000点を暴露。さらに、11月28日には、機密文書を含む米外交公電約25万点の一部を暴露し始め、欧米メディアを巻き込んで外交の舞台裏を暴露していった。
 こうした流れのなか、スウェーデン当局は11月18日に再び逮捕状を請求し、裁判所は逮捕状を発布。これを受けて、ICPOが同30日に国際手配した。
 
 アサンジ容疑者は女性2人とは合意の上で関係を持ったとして、容疑を否定。逮捕状が出たことについて、「告発活動を妨げるための中傷だ」としている。
 アサンジ容疑者は1971年、オーストラリア生まれ。複雑な家庭環境のもとで育ち、幼少のころは母親とともに各地を転々としたという。
 10代のころから天才ハッカーとして名を馳せ、90年代にはハッキングの罪で有罪判決を受けた。スウェーデンやアイスランドなどを拠点に活動し、最近は英国南東部に滞在していたという。

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