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新年の慌しさはなにごとぞ会合続きて数値あがりて (01月20日)(月)

 曇り 6時45分ー7時15分 散策 8時 トーヨー 8時20分 区へ 9時30分 南葛西二中の監査  これで小中学校の教育委員会監査を終了した。 13時
 佐々木氏 14時 案件があって後藤氏 羽村氏と要談
 18時 渡邉 山本氏と新年会
 

●「脱原発」を掲げ、東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)への出馬を決めた細川護煕元首相(76)。小泉純一郎元首相(72)の支援を得て意気上がる細川氏だが、東京佐川急便からの1億円借り入れ問題が重くのしかかる。辞任に追い込まれた猪瀬直樹前知事(67)の不祥事とも似たカネ絡みの古傷だ。かつて追及の急先鋒(せんぽう)に立った政界の重鎮は「けじめをつけないままでいいのか。我欲によって晩節を汚すべきではない」と猛批判する。
 
 細川氏に批判が殺到している。出馬表明しながら、公約を発表する正式な会見をギリギリ最後まで先送りしたからだ。当初「15日」としていたが「17日」「20日以降」と次々と伸ばし、ついに「告示前日(22日)夕方」まで延期した。
 異常な事態に、すでに立候補を表明している舛添要一元厚労相(65)、宇都宮健児前日弁連会長(67)からは批判やあきれる声が漏れている。
 
 この延期の一要因と考えられているのが、細川氏の1億円借り入れ問題。かつて国会でこの問題を追及したのが、郵政相や自治相、通産相を歴任し、自民党総務会長も務めた深谷隆司元衆院議員(78)だ。
 「細川氏が、首相在任中の1993年、東京佐川急便からの1億円借り入れ問題が発覚した。これにより国会は空転した。予算委員会の筆頭理事として疑惑追及の先頭に立ったのが、深谷氏だった」(永田町関係者)
 
 そもそも今回の都知事選は、徳洲会からの5000万円借り入れ問題で辞任した猪瀬前知事の後任を選ぶもの。主張を二転三転させて批判を浴びた猪瀬氏だが、深谷氏は「細川氏の疑惑と不思議なくらいそっくり」と指摘する。
  1億円の借り入れについて、国会で追及を受けた細川氏は、捺印(なついん)も印紙もなく、振出人の氏名も書かれていない領収書を提出。資金の用途についても、「マンションの購入代金」や「山門や土塀の修繕費」などと説明をコロコロ変えた。
 
 「釈明には不可解な部分が多く、政治献金である疑いはいまだに残っている。はっきり説明責任を果たさないと、猪瀬氏がダメで細川氏はいいのか、という話になる」と深谷氏。
 当時を振り返り、表沙汰になっていない裏話も明かす。
 「追及を続けているなかで、大和銀行参議院支店(当時)に細川氏が2つの口座を持っていることが分かった。そこでの出し入れが明らかになれば全容が解明できる。国政調査権を行使して『銀行に書類を提出するよう請求しよう』という話になった。すると、旧知の国会議員が訪ねてきて『どうかそれだけは勘弁してほしい』と言う。『それはできない』と断りを入れると、『これで政権も終わりですね』と言った。細川政権が退陣したのはその直後だった」
 
 細川氏の出馬によって20年前の疑惑が再燃するのは必至だ。
 深谷氏は「もう一度追及されたらすぐにボロが出る。五輪ボイコット発言もあったし、私は『出馬断念の可能性もある』とみている」と指摘した上で、政治の世界に舞い戻ろうとしている喜寿目前の“お殿様”にこう直言する。
 「彼には『晩節を汚すな』と言いたい。現役を退いて夢を再び、というのは我欲以外の何ものでもない。我欲を捨てて後進を育てるのが、われわれ世代の本来の役割のはずだ」
 かつての仇敵からの言葉をどう聞くか。

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