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親欧と親ロに分裂ウクライナ内戦のさま」緊張さらなる (02月28日)(金)

 曇り 5−15度C 6時45分ー7時15分 散策 8時 トーヨー 8時20分 区へ 打ち合わせ 執務 11時 渡辺さんと打ち合わせ 13時 案件があって星野氏 伊川氏と要談 15時30分 新田氏 狭川氏と案件があって要談 
 

●北朝鮮で韓国のスパイとして昨年摘発された男性が27日、平壌で記者会見し、韓国の情報機関、国家情報院の指示を受け、北朝鮮の体制破壊を目的とした活動をしていたと説明、「本当にすみませんでした」と謝罪した。南北は離散家族再会を終えたばかりで対話の雰囲気が高まり、話し合いの主導権をめぐる南北の駆け引きが活発化するとみられる。外交筋からは「北朝鮮による韓国への圧力の一環」との見方が出ている。
 
 男性は平壌中心部の「人民文化宮殿」で約1時間、記者会見。「キム・ジョンウク」と名乗り、数年前から中国側の中朝国境地帯で牧師として地下教会を運営し、北朝鮮の市民の取り込みを図っていたという。
 
 北朝鮮の治安機関、国家安全保衛部は昨年11月、密入国した韓国の男性スパイが平壌で逮捕されたと公表したが、氏名などは明らかにしていなかった。
 記者会見には平壌に滞在していた外国人記者も招かれた。男性は記者会見を「自らの希望で開催した」としている。以上共同通信。
 

●聯合ニュースは複数の消息筋の話として、北朝鮮で昨年12月に処刑された張成沢・元国防副委員長の家族や親戚(しんせき)の多くが、子供も含めて処刑されたと報じた。金正恩第1書記が指示したとしている。
 
 張氏をめぐっては、昨年12月12日の処刑の直前に、張氏の姉、チャン・ゲスン氏やその夫でキューバ大使の全英鎮氏、張氏のおいのマレーシア大使、張勇哲氏が召還されたことを韓国政府が確認している。消息筋の1人は、この3人はいずれも銃殺されたとし、ほかに、張勇哲氏の2人の息子や、張成沢氏の亡くなった2人の兄の子や孫など「直系の親族は全員処刑された」と述べた。
 
 別の消息筋は、親戚の中で連行される際に抵抗した者は近所の住民の前で射殺されたと述べた。張勇哲氏の妻、パク・チュンヒ氏など張成沢氏の親族に嫁いだ女性は強制離婚させ、女性の家族と一緒に山間部に追放したという。 以上共同通信。
 

●中国の習近平国家主席による「反日工作」が大失敗した。来月末のドイツ訪問の際、ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)記念施設を視察したいと打診したが、ドイツ政府は即座に拒否したのだ。反日で連携する韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領をまねた“告げ口外交”を展開しようとしたが、ドイツは習氏のたくらみを嫌ったようだ。
 
 中韓両国は昨年末以降、国連の会合や世界各地で「日本が第2次世界大戦で形づくられた国際秩序に挑戦している」といった事実無根の宣伝工作を強化。各国に「対日包囲網」への参加を呼び掛けている。
 今回の習氏によるドイツなどEU(欧州連合)各国訪問でも、「ナチスの歴史を深く反省し罪を認めたドイツ」と「軍国主義と侵略の歴史を反省しない日本の指導者」(ともにに中国外務省)との違いを浮かび上がらせ、日本への国際圧力を強めようとしていた。
 
 ところが、習氏によるベルリンの「ホロコースト記念碑」訪問を提案したところ、ドイツ政府は即座に断ったのだ。
 ロイター通信によると、ドイツ側は日中間の争いに巻き込まれることを嫌っているうえ、中国がたびたび、ドイツに大きな傷痕を残した戦争の話題を持ち出すことにも閉口しているという。
 このため中国側は同じベルリンにある、戦没者などの中央追悼所の視察を希望しているが、実現するかは不透明だ。
 
 こうしたなか、日本政府は、中国人元労働者らが26日、戦時中に「強制連行」されたとして日本企業に損害賠償を求めた訴訟を、習氏率いる中国共産党の指導下にある裁判所が受理するのか、出方を注視している。
 菅義偉官房長官は同日の記者会見で「日中間の請求権の問題は、個人を含め、(1972年の)日中共同声明によって存在しない」と述べ、日本側に賠償義務がないことを強調した。日本政府は請求権が存在しないことを示すため、国際司法裁判所(ICJ)への提訴も視野に入れている。
 
 中国事情に詳しい評論家の宮崎正弘氏は「中国は『自爆テロ』に突き進んでいるのではないか」といい、こう解説した。
 「ヨーロッパ諸国で、自分から『対日包囲網』に入るようなバカな国はない。そもそも、中国の人権問題により神経質になっている。日本企業への損害賠償提訴も、中国側は日中共同声明第5項で自発的に請求権を放棄している。各国企業も中国の裁判では痛い目にあっており、中国司法の異常さが際立つはずだ」
 

●世界に親日国が多い理由の1つに、日本を訪れ、滞在した外国人が抱く好印象が挙げられる。幕末から明治期に来日した西洋人は、ことごとく、日本人の礼節・親切・正直・明朗といった徳目に、西洋文明以上に洗練された文明を発見している。この時期の西洋人の驚嘆や称賛に光をあてた名著に渡辺京二の『逝きし世の面影』がある。
 
 古い所では、キリスト教布教で来日したフランシスコ・ザビエルは「この国はわが魂のよろこびだ」と日本をたたえている。大森貝塚の発見で有名な米国人、エドワード・モースは「鍵のない部屋に金品を置いておいて絶対に盗まれない」と、日本社会の安全を絶賛している。今でもタクシーに財布や携帯電話を忘れても出てくる国は日本ぐらいであろう。
 相対性理論で知られる物理学者、アルバート・アインシュタインは1922年に来日し、次のような言葉を残している。
 
 「私は地球上にこのように謙虚にして品位ある国民が存在することに深い感銘を受けた。私は世界各地を旅行してきたが、いまだかつて、このような気持ちのよい国民に出会ったことがない。日本の自然や芸術は美しく、深い親しみを覚える」
 
 喜劇王のチャーリー・チャプリンの秘書が、日本人だったことをご存じだろうか。彼の名前は高野寅市(たかの・とらいち、1885〜1971)という。広島生まれで1900年、15歳の時に渡米し、苦学の末、16年にチャプリンの運転手となった。
 
 チャプリンは高野の誠実さを高く評価し、たちまち秘書となり、やがて経理や護衛まで任されることになる。高野の勤勉さに感動したチャプリンは一時期、17人の使用人のすべてを日本人にしたほどだった。
 32年、チャプリンは来日するが、そのおぜん立てをしたのも、もちろん、高野だ。訪日の理由を尋ねられたチャプリンは次のように答えた。
 
 「日本人は皆、正直で親切だ。何をやるに際しても信頼できる。そのため、日本人に非常に好感を持つようになった。やがて、こんな素晴らしい人々をつくり出している日本という国に行ってみたくなった」
 ところが、高野はチャプリンの後妻、ポーレット・ゴダードの不興を買い、34年に解雇されてしまう。チャプリンは多額の退職金と、米映画会社ユナイテッド・アーティスツの日本支社長の地位を与えて、高野の労苦に報いた。
 
 発明王、トーマス・エジソンも、岡部芳郎(おかべ・よしろう、1884〜1945)という研究助手を非常に信頼していた。岡部はトーキー映画の開発に関わったといわれ、エジソンは彼の能力と勤勉さ、正直さを高く評価していた。電球を発明したエジソンが、初め、フィラメントに竹を用いたのも岡部の影響であったといわれている。以上は藤井厳喜(ふじい・げんき)氏の論評。

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