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絶賛のあとに疑惑の噴出し手の裏返し小保方批判に (03月15日)(土)

 快晴 5−15度C 6時45分ー7時15分 散策 9時 AGFの作田氏と要談 12時 中食会 14時 美馬田氏 柳氏と案件があって要談 16時 桜井氏 大友氏と案件があって要談
 

●八重山地区で異なる中学校公民教科書が使用されている問題で文部科学省は14日、教科書無償措置法に基づいた採択をしていないとして、竹富町教育委員会に地方自治法に基づき是正要求を出した。下村博文文科相が同日の会見で明らかにした。国が市町村に直接要求するのは初めて。町教委の慶田盛安三教育長は「法律上、採択権は町教委にある」と反発。これまで全教育委員も同様の見解を示していることから、新年度も「東京書籍版」の教科書を継続使用する可能性が高い。
 
 竹富町教委は24日に委員会を開き、国地方係争処理委員会への審査申し出なども含め、今後の対応を検討する。
 是正要求は、新年度から八重山採択地区協議会が答申した保守色の強い「育鵬社版」に統一させるのが狙い。竹富町教委は新年度も本年度同様、東京書籍版の教科書を購入する手続きをとっている。
 是正要求を受けると自治体側は対応を見直す法的義務が生じるが、従わなくても罰則はない。異例の措置を取ったことについて下村氏は「新年度が迫っているのでぎりぎりの時期。緊急性がある」と説明した。
 
 竹富町教委へ是正の要求を指示された県教委が、5カ月間審議を継続していることに対して下村氏は「法律上の義務を負っているにもかかわらず、要求しなかったのは極めて遺憾。重大な事務の怠りである」と指摘。14日、県教委へも指導する通知も送った。
 地方教育行政法に基づき竹富町教委は、育鵬社版ではなく東京書籍版を採択。無償措置法に基づかない場合は国の無償給付の対象外となるため、寄付金で独自に教科書を購入して2012年度から生徒に配布している。
 
 無償措置法では、共同採択地区内で同じ教科書を採択しなければならないと定めていることから、菅義偉官房長官は同日の会見で「法治国家なので一日も早く従ってもらいたい」とし、政治介入には当たらないとの認識を示した。
 下村氏は竹富町教委の動向を見守るとしつつ、竹富町教委が要求に従わない場合の違法確認訴訟について「適切に判断をしていくことがあるかもしれない」と述べた。
 
 諸見里明県教育長は
 竹富町教委に対する国からの是正要求の指示への対応については、県教委において慎重に検討していたところ。今回、竹富町教委へ直接是正要求が行われたことは残念に思う。対応については、引き続き県教委で検討していきたい。と語った。
 

●新型細胞「STAP細胞」の論文に複数の不正が指摘されて以降、筆頭著者の小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)は厳しい追及に晒されている。大学院時代の博士論文についてもコピー&ペースト(コピペ)疑惑が浮上し、研究者としての立場が揺らいでいる。
 
 そうした中、東大出身の工学博士、武田邦彦氏(70)が2014年3月13日放送のテレビ番組の中で、画像が間違っていたのなら「眠たかったからと言えばいい」、海外論文の流用は「日本人が下手な訳で書くよりいい」などと独自の持論を展開し、インターネット上で賛否両論を呼んでいる。
 
 武田氏は13日、CBC(中部日本放送)の情報番組「ゴゴスマ−GO GO!Smile!−」で、小保方氏の論文騒動を解説した。その中で、STAP細胞論文の画像転用問題について聞かれると、昔と今の研究者の生活環境の違いを説明し始めた。
 
 武田氏によると、昔の研究者は裕福な家庭環境で育った人が多く、時間的、金銭的にも余裕があったが、今の研究者、特に女性は家事や子育てなどで余裕のない生活を送っている。そのため、「どうしても昔みたいにちゃんと(論文を)書けないんですよ」というのだ。石井亮次アナウンサーに「忙しいということ?」と聞かれると、「忙しいし、色々ある。審査官があれこれ言ってくる。『ここ変えて、次写真ここ入れ替えろ』って一生懸命やっているうちに、だいたい間違えるんです」と語った。
 
 これに納得しない石井アナが「いやいや、論文に載せる写真ってめちゃくちゃ大事でしょう!」と反論すると、「目が霞んでいたんですよ」と驚きの回答。出演者陣はどっと笑ったが、あながち冗談ではないようで「目が霞んでいていいんです。そんなところを厳密にしたら日本の若い人が論文を出せなくなる。国際的にものすごく遅れる」と訴えた。欧米では新発見や学問的な進歩があれば論文が不十分でも評価される傾向にあるといい、そういった観点から武田氏は今回の画像転用をさほど問題視していないようだ。
 

●安倍晋三首相は14日の参院予算委員会で、従軍慰安婦への旧日本軍の関与を認めて謝罪した1993年の「河野談話」について「安倍内閣で見直すことは考えていない。歴史に対して我々は謙虚でなければならない」と答弁した。4月のオバマ米大統領訪日を前に、米国は日韓両政府に関係改善を要請している。首相は歴史認識問題に自ら一定のけじめをつけ、オランダ・ハーグで24、25両日に開かれる核安全保障サミットでの日米韓3カ国首脳会談を引き続き探る構えだ。
 
 日米韓首脳会談は、外務省の斎木昭隆事務次官と韓国外務省の趙太庸(チョ・テヨン)第1次官の12日の会談では合意に至らず、韓国側は慰安婦問題で「誠意ある対応」を求めていた。韓国から戻った斎木氏は13日、首相と対応を協議。政府関係者によると、外務省は14日朝、参院予算委に先立ち「首相の答弁をみてほしい」と韓国側に伝えたという。
 
 首相は予算委で、日本による過去の植民地支配や侵略を謝罪した95年の村山富市首相(当時)の村山談話と2005年の小泉純一郎首相(同)の「小泉談話」にも言及し、「歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいる。慰安婦問題については、筆舌に尽くし難い、つらい思いをされた方々のことを思い、非常に心が痛む」と明言した。
 
 韓国、中国との首脳会談について、首相はこれまで「前提条件を付けずに首脳同士が胸襟を開いて話をすべきだ」と繰り返してきた。外務省幹部は14日、「首脳会談開催に条件を付けるのはおかしいが、韓国側の関心を念頭において首相が答弁した」と述べ、首相の答弁が韓国へのメッセージだったことを示唆した。
 
 政府は、菅義偉官房長官が国会で表明した河野談話の作成経緯の検証作業も、軌道修正を始めている。菅氏は13日の参院内閣委で、元慰安婦への聞き取り調査結果の信ぴょう性について「検証は不可能」と明言。作成の過程で日韓両政府によるすり合わせがあったかどうかに焦点を絞る方針を示した。
 別の外務省幹部は「オバマ大統領の来日前に、首相と朴槿恵大統領が会う機会を作りたい」と期待感を示した。
 
 ◇河野談話をめぐる参院予算委員会での安倍晋三首相、菅義偉官房長官の発言要旨
 <首相>
 歴史認識については、戦後50周年の機会には村山談話、60周年の機会には小泉談話が出されている。安倍内閣としてはこれらの談話を含め、歴史認識にかんする歴代内閣の立場を全体として引き継いでいる。慰安婦問題については、筆舌に尽くしがたいつらい思いをされた方々のことを思い、非常に心が痛む。この点についての思いは、私も歴代総理と変わりない。この問題についてはいわゆる河野談話がある。この談話は官房長官の談話ではあるが、菅官房長官が記者会見で述べているとおり、安倍内閣でそれを見直すことは考えていない。歴史にたいして我々は謙虚でなければならないと考えている。歴史問題は政治、外交問題化されるべきものではない。歴史の研究は有識者や専門家の手に委ねるべきだと考えている。
 
 <官房長官>
 政府の基本的立場は河野官房長官談話を継承する。当時の事務方の責任者だった石原(信雄)元官房副長官は、作成過程で韓国側との間ですりあわせが行われた可能性を指摘した。政府としては、河野談話作成過程の実態を把握し、明らかにする。元慰安婦からの聞き取り調査については個人を特定しない非公開を前提に行われた。機密を保持するなかで政府として確認することは必要だ。

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