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改憲と護憲論者のあい交え激しき論議半世紀たつ (05月03日)(土・祭)

 今日は憲法記念日で祭日 うす曇り 18−25度C 6時45分ー7時15分 散策 10時 憲法九条を守る会の会合に出る 13時 自主憲法制定国民会議の会合へ出て改憲派と憲法擁護派の意見をくわしく取材する。18時 日本憲法を語る会 米英仏独中韓の人たちと日本国憲法を語る会合に出る
 

●ニューデリー発 時事通信
 アフガニスタン北東部バダフシャン州で2日、大規模な地滑りが発生した。当局によると、行方不明者数は2500人以上に上るとみられる。
 バダフシャン州政府によれば、地滑りが起きたのは午前11時(日本時間午後3時半)ごろ。同州アルゴ地区アーブバリク村の約300世帯がのみ込まれた。近隣の村から救助に駆け付けた約600人も、再び起きた地滑りで生き埋めになったとみられる。
 被害に遭った村には約1000世帯が生活していた。 
 

●中国新疆ウイグル自治区のウルムチ駅で80人超が死傷した爆発事件で、捜査当局は2日までに、実行犯は2人で、爆発物を身に着け「自爆テロ」を実行し、死亡したと明らかにした。習近平国家主席率いる中国共産党と、半世紀以上も弾圧されてきたウイグル族の全面戦争に突入するのか。識者らは「これまでとは次元が違う」「中国共産党vsイスラム教徒の戦いに発展する可能性もある」と分析している。
 
 国営新華社通信は1日、爆破事件(4月30日発生)で、3人の死亡が確認され、79人が負傷したと伝えた。もう1人の死者は一般人という。同通信などによると、公安当局は「ウイグル独立勢力によるテロ事件」と断定し、共犯者の存在を含め、背後関係について調べている。
 ウイグルをめぐる事件で自爆テロの手口は珍しい。同自治区の政府系ニュースサイト天山網によると、実行犯2人のうち1人はウイグル族とみられる39歳の男で、2人とも長期にわたって宗教思想に傾倒し、過激な活動に参加していたという。
 
 爆発事件は、習氏が同自治区を初めて視察したタイミングを狙ったとみられる。メンツを潰された習氏は「迅速な解決」を命じた指令を、公安省のウェブサイトに掲載した。
 指令の中で、習氏は「新疆ウイグルの分裂をたくらむテロ分子との闘争の長期性、複雑性、先鋭性を深刻に認識しなければならない」「反テロ闘争は一瞬たりとも気を抜いてはならない。断固たる措置を取り、テロ分子の増長をたたき潰さなければならない」と強調した。
 
 2013年3月に発足した習政権は、少数民族に対して高圧的な政策を実施し、ウイグル独立勢力の動きを力で封じることを目指してきた。
 だが、ウイグル族は、ウイグル語の使用制限や、宗教(イスラム教のスンニ派)の自由への制限、漢民族の流入、雇用差別などに反発。新たな暴力事件が次々と発生しており、習政権の手法は完全に裏目に出ている。今回のテロ事件をどう見るべきか。
 
 国際情勢に詳しい独立総合研究所社長の青山繁晴氏は「これまでのウイグル関連のテロとは様相を異にしている。1949年の中国建国以来初めて、体制を標的としたテロだ。世界に対して、中国の少数民族政策がうまくいっておらず、弾圧や拷問があることを知らせた。人民解放軍や武装警察がテロを押さえ込める実力がないことも明らかになった」と分析する。
 
 中国事情に精通する元公安調査庁調査第2部長の菅沼光弘氏も「駅前での爆弾テロとは、これまでとは次元が違う。注目されるのは爆発物の入手先だ。人民解放軍から流れた可能性もあるが、外国からの援助もあり得る」といい、こう続ける。
 「世界のイスラム教徒は、同胞であるウイグル族が中国共産党から弾圧を受けていることを問題視している。ネット上にはスンニ派による『敵は中国だ』という書き込みもみられる。アフガニスタンのタリバンや、国際テロ組織アルカーイダもスンニ派であり、ウイグル族がこのあたりと連携していれば、大変な話だ」
 
 習政権が弾圧を強めれば強めるほど、イスラム教徒を刺激し、「中国共産党vsウイグル族」という構図が、「中国共産党vsイスラム教徒」になりかねない。
 菅沼氏は「ウイグル族だけでなく、中国語を話し、体質的には漢民族と大差はないイスラム教徒の少数民族『回族(かいぞく)』にも飛び火すると深刻だ。中国の歴史を振り返ると、回族が動き出すと国が乱れた」と語る。
 
 貧富の格差や官僚腐敗、環境悪化、共産党独裁への中国人民の怨嗟(えんさ)が鬱積するなか、ウイグルでの自爆テロは中国をさらなる混乱に引き込むのか。習政権はどう対応すべきか。
 前出の青山氏は「問題を解決するには、習政権が少数民族に『広範な自治』や『宗教の自由』を認めるなど、政策の大転換が必要だが、可能性は小さい。習体制が続く限り抜け道はなく、泥沼化するだろう。経済不況も重なり、ウイグルが政権を揺るがす超ド級の問題になった」と語っている。
 

●韓国・珍島(チンド)沖での旅客船「セウォル号」沈没事故で、朴槿恵(パク・クネ)大統領がソウル郊外・安山の合同焼香所を弔問した際、朴氏と抱擁した老女の正体をめぐって波紋が広がっている。犠牲者遺族から大統領府側の「仕込み」ではないかとの疑問が浮上しているのだ。当局側は打ち消しに躍起だが、事故対応の遅さに遺族から猛烈な批判を浴びせられる朴氏だけに簡単には収まりそうにない。
 
 朴氏が合同焼香所を訪れたのは4月29日。喪服姿の老女が朴氏に接近して抱擁、慰労を受けた。
 この老女について、犠牲者遺族から30日になって「見たことのない人で遺族かどうか疑問だ」との声が上がり、老女が赤っぽいマニキュアをしていたことなどから本物の遺族とは思えないとの指摘も出ている。
 
 韓国メディアは、朴氏が「遺族」を慰める場面を当局側が事前に準備し、やらせで演出したのではないかとの疑惑を報道。大統領府の報道官は、焼香所には多くの人がおり「誰がどういう人なのか分からなかった」と説明、朴氏が訪れたときは警護上の理由から、遺族以外は入場が禁じられていたなどとやらせ疑惑を打ち消している。
 
 だが、韓国メディアなどによると、遺族しか入れないはずなのに、この老女は「自分は遺族ではなく、たまたま献花台を訪れた」と話していたといい、当局の説明と食い違う部分もある。
 死者が226人、76人が安否不明という事態を受けて、5月2日の聯合ニュースは、日刊紙「ネイル新聞」の世論調査で、4月30日の朴氏の支持率が3月の調査から13ポイント低い48・8%まで落ちたと報じた。
 
 韓国の葬儀では“泣き女”の伝統もある。求心力を急速に失うなか、当局側が演出めいたことをしたくなる気もしないではないが、いまのところ、真偽のほどは定かではない。
 韓国事情に詳しいジャーナリストの室谷克実氏は「仕込みかどうかはわからないが、ひとつ言えることは、いま当局は、何をやっても言われてしまう状況だということ。『極限対立』という言葉で表されるが、韓国では大惨事などで犠牲者が出ると当事者が責め続けられるのが文化的な伝統だ。しばらくこういうことが繰り返されるだろう」と話している。
 

●北朝鮮の朝鮮人民軍の最重要ポストである総政治局長が崔竜海(チェ・リョンヘ)氏から黄炳誓(ファン・ビョンソ)朝鮮労働党組織指導部軍事担当第1副部長に交代した。
 朝鮮中央通信は2日、平壌で前日開催されたメーデーを祝う労働者宴会について報じながら、同行事で演説した黄氏を「軍総政治局長」として紹介した。
 
 黄氏の総政治局長任命と崔氏の解任は先月26日、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が主宰した労働党中央軍事委員会拡大会議で決定されたとみられる。
 黄氏が総政治局長に任命されたのは、昨年12月の張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長処刑後の金正恩体制強化の一環とみられる。黄氏は金第1書記の母親の故高英姫(コ・ヨンヒ)氏から信任を得て早くから金正恩体制構築に向け先頭に立った人物だ。
 
 黄氏は3月中旬に党副部長から第1副部長に昇進。先月15日には上将(大将と中将の間)から大将に昇級したばかりだ。今年に入り、金第1書記の公開活動に同行した回数が最も多く、存在感を示してきた。
 一方、崔氏の具体的な解任理由については明らかになっていないが、金第1書記が最近、軍の政治幹部らを批判したことから、単なる健康悪化だけが理由ではないとの見方が出ている。
 
 ただ、北朝鮮メディアが公開した中央軍事委拡大会議の写真には次帥の階級章を付けた崔氏が写っており、粛清されずに閑職に退いたのではないかとの観測もある。崔氏が党政治局常務委員、党中央軍事委副委員長、国防委員会副委員長から退いたかは確認されていない。
 

聯合ニュース

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