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タクシン派地下に潜入先鋭化高まる不信タイクーデタは (05月27日)(火)

 曇り 19−26度C 6時45分ー7時15分 散策 7時30分 案件があって小室氏と要談 9時50分 案件があって葛西氏 大見氏と要談 13時 霜切氏 芳田氏と要談 6時 ローマ歌劇場公演 指揮 リッカルド・ムーテイ 「シモンボッカネグラ」(東京文化会館)21時45分終了
 

●中国政府が暴走している。ベトナムと領有権を争う南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島の周辺海域で、強引に石油掘削を続けてきたが、今度は中国漁船約40隻が26日、ベトナム漁船1隻を同海域で取り囲んだうえ、体当たりして沈没させたのだ。先週には、中越国境付近に人民解放軍の戦車などが移動する映像も公開されており、両国間の緊張が高まっている。
 
 乱暴極まる中国漁船の体当たりは、ベトナム国営メディアが、漁業監視隊の話として伝えた。沈没現場は石油掘削設備から約31キロ。沈没した漁船に乗っていた漁民10人は他のベトナム漁船に救助されたという。同海域での双方の衝突で、船舶の沈没は初めて。ベトナム政府の反発は必至だ。
 
 漁業監視部隊によると、中国は掘削設備を守るため、同国海警局の艦船などだけでなく、漁船も現場海域に展開。漁船は普段から隊列を組み、ベトナム漁船が掘削設備に接近するのを防ごうとしているという。
 同海域では同日、ベトナムの漁業監視隊の2隻も中国漁船から体当たりされ、船体の一部が損傷したという。負傷者の有無は不明だ。
 
 日本の公安関係者は「中国漁船は軍人や元軍人が乗り込んだ、偽装漁船の可能性がある。沖縄県・尖閣諸島にもくる可能性があり、警戒が必要だ」と語る。
 中越両国の緊張はこれだけではない。
 香港各紙は先週、中国人民軍の戦車などが中越国境付近の広西チワン族自治区に移動しているとの情報を伝えた。
 
 インターネット上には確かに、戦車や自走砲、装甲兵員輸送車などが高速道路を走行している写真が複数投稿されている。1979年の中越紛争時にも、同自治区周辺の国境沿いに中国軍が集結しただけに情勢は楽観視できない。
 「月刊中国」の発行人である鳴霞(めいか)氏は「戦車などを昼間、人目につく高速道路を使って移動させたのは、『いつでもベトナムと戦う』『自分たちには戦争する力がある』と国内外に見せつける意図がある」といい、こう語る。
 
 「中国は数年前から、パラセル諸島での石油掘削について作戦計画を立てていた。エネルギーの確保は最優先事項であり、他国の干渉は受け付けない。国際社会の批判を受けようが、中国は軍事力を使ってでもベトナムを排除するだろう」
 唯我独尊、周辺諸国を恫喝する中国を放置してはならない。

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