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ウクライナ親ロシア派の犯行とミサイル撃墜謎のふかまる (07月21日)(祭・月)

 早暁から雨 朝やむ 曇り 6時45分ー7時15分 散策 9時 案件があって田村氏来訪 10時 案件があって能海氏 佐方氏と要談 13時 案件があって羽田川氏 三上氏と要談 15時30分 陳氏 黄氏と案件があって要談
 

●英科学誌ネイチャーのSTAP細胞論文(今月3日号で撤回)に掲載された万能性を示すグラフが、著者らが過去に投稿したほぼ同じ内容の論文のグラフの一部データを除いた形になっていたことが分かった。過去の論文のグラフから消えていたのは、万能性が落ちたように見えるデータ。著者たちが不都合なデータを意図的に削除した可能性もある。専門家は「科学的な判断を誤った方向へ導く恐れがある」と指摘する。
 
 毎日新聞が入手した過去の投稿論文と審査(査読)に関する資料を分析した。小保方(おぼかた)晴子・理化学研究所研究ユニットリーダーら多くの著者が所属する理化学研究所は、掲載論文の再調査を検討しており、データの扱い方が適切だったか調べる必要性も浮上しそうだ。
 
 問題のグラフは、弱酸性の溶液にマウスの細胞を浸し、細胞内で万能性に関わる複数の遺伝子の働きが変化する様子を示す。一般に、これらの遺伝子が従来知られる万能細胞「ES細胞(胚性幹細胞)」レベルに高まることが万能性の一つの証明となる。掲載された論文は、7日目までの遺伝子の働きが高まるデータを示した。
 
 一方、著者らが2012年4月以降に米科学誌セルなどに投稿した論文は、7日目までの同じグラフに加え、10日目、14日目のデータも掲載。しかし、10日目以降のグラフは遺伝子の働きが落ちていた。これについて、過去の投稿時の複数の査読者が「なぜ働きが弱まるのか」と指摘。「細胞が万能性を失ったか、別の細胞に変化した可能性などを示すグラフだが、著者は注意を払っていない」など批判的なコメントもあった。
 
 実験で得られたデータを論文に掲載しないことは、データの改ざんなどとは異なり、不正とはいえない。しかし、万能細胞に詳しい中辻憲夫・京都大教授は「万能性遺伝子の働きが弱まったとすると、一時的で不完全な初期化だったなどの解釈もできた。このデータの有無によって論文の結論への判断が変わった可能性があり、データの扱いとしては不適切だ」と話す。
 
 掲載論文の執筆にあたった理研発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹・副センター長は取材に「過去の査読内容は読んでいない」と答えた。小保方氏は、代理人を通じた問い合わせに回答しなかった。以上毎日新聞 須田桃子、八田浩輔氏の記事。
 

●7月10日に閉幕した「第6回米中戦略・経済対話」で、両国政府は年内に投資協定の大枠を固める方針で一致した。この席で、中国の習近平国家主席は米国代表団を前にこんな演説をした。
 「天高く自由に鳥が飛び、広がる海を魚がはねる。私は『広い太平洋には中米両大国を受け入れる十分な空間がある』と感じる」
 
 鳥は中国軍機で、魚は中国潜水艦のことらしい。何をバカなことを言っている、太平洋はこの2国だけのものではないだろう、と言いたい。
 習氏は、日中全面戦争のきっかけとなった盧溝橋事件から77年を迎えた7日にも、北京郊外の中国人民抗日戦争記念館で演説し、「日本の侵略者の野蛮な侵略に対し、全国の人々が偉大な闘争に身を投じた。歴史をねじ曲げようとする者を中国と各国の人民は決して認めない」と日本を批判している。
 
 また、昨年5月にドイツを訪れた李克強首相も、あのポツダム会議の会場で、「日本が盗んだ領土を中国に返還することを盛り込んだ『カイロ宣言』の履行を明記した『ポツダム宣言』は、戦後の世界平和の保証であり、これを破壊、否定してはならない」と発言した。
 
 習氏も李氏も、歴史がわかっていない。ポツダム宣言には尖閣のことは何も述べられてない。そのもととなったカイロ宣言(そしてヤルタ会談)も、中国共産党には何の関係もない。大戦中の1943年、米国のルーズベルト大統領の要請でカイロ会談に参加したのは国民党の蒋介石だ。当時、中国共産党の毛沢東は揚子江(長江)の上流に逃げていた。
 
 中国共産党は自分たちが戦争を終わらせた功績もないのに、「抗日戦争に勝利した我々が人民を解放した」ということを自らの存立理由にしている。しかし、抗日戦争に勝利したのは蒋介石の国民党軍だ。共産党が蒋介石を台湾に追いやって中国大陸を統一したのは大戦終了後3年もたってからだ。
 
 さらに、中国共産党は「侵略の歴史を美化する者は決して認めない」と言い続けている。ならば、チベットは侵略ではないのか。1959年のラサ地区の蜂起の際、どのくらいのチベット人を虐殺しているのか。東トルキスタンという独立国を侵略して新疆(しんきょう)ウイグル自治区と命名し、漢民族を大量に入植させたウイグルの問題はどうなのか。独立運動をしたモンゴル人を大粛清した内モンゴル(南モンゴル)はどうか。近代中国の歴史は、侵略の歴史でもあるのだ。それを認めないということは、毛沢東も認めないということだ。
 
 こんな歴史を歪曲して言いたい放題の中国を日本政府はほったらかしでいいのか。「アンタたちも侵略で今日を作ってきているじゃないか」と反論するべきだ。放置しておくと、中国はどこまでもつけあがる。
 
 私は以前、(反日傾向を国内事情のために強めている)中国と韓国は放っておけばいいと思っていた。韓国については、今もその通りだと思うが、中国にはやはり、反論したほうがいい。日本は歴史を忘れようとしているが、中国は歴史を歪曲しようとしているからだ。以上「大前研一ライブ」からの抜粋。

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