<カレンダーへ戻る
バックナンバー 

ボランティア出番は多し災害地さらなる覚悟いま心せよ (08月25日)(月)

 曇り 23−33度C 6時45分ー7時15分 散策 8時 トーーヨー 8時20分 区へ 打ち合わせ 10時 案件があって木澤氏と要談 11時20分 室井課長来訪 13時 案件があって坂井氏と要談 15時 銀座スワルコフシキ
 17時 案件があって羽谷氏 小見山氏 大上氏と要談
  
 
●広島市の土砂災害の被災地では、警察や消防、自衛隊による安否不明者の捜索が続く一方、被災者の復旧や癒やしの一助になればと、ボランティアによる支援の輪が広がっている。「ほっとけない」と東日本大震災の被災地から駆けつけた男性、子供たちの気持ちを和らげる地元の女子中学生…。傷ついた被災地で「助け合いの心」が根付いている。
 
 「ザッ、ザッ、ザッ」。25日、安佐南区の緑井地区。東日本大震災の津波で家を流された岩手県大船渡市の新沼暁之(たかゆき)さん(39)が、スコップで民家に流れ込んだ泥を外にかき出していた。新沼さんは発生翌日の21日からボランティアに当たっている。
 
 「これは山津波。住民の明日が見えない気持ちはよく分かる」。大船渡から来たと言うと、決まって返ってくるのが「あんたの方がひどかったじゃろ」という気遣いの言葉。苦境にあって思いやりを忘れない被災者の人柄に、心を打たれているという。
 
 同地区の佐東公民館は、子供の笑い声であふれている。絵本の読み聞かせや手作りの輪投げで遊び相手をするのは、被災を免れた隣の地区に住む城北中学校の女子生徒たちだ。絵本は寄付されたもの。輪投げセットは使用済みのペットボトルと古新聞を再利用した。支援物資からクッキーやチョコレートを景品に分けてもらい、場を盛り上げる。
 始めた当初は、暗く、無表情の子供が目立ったという。「怖い思いをしたんだろうな」「明るくしたいね」。そんな優しさが自発的な活動につながった。
 
 公民館で暮らす梅林(ばいりん)小1年の中村妃華(ひめか)ちゃん(6)は「雨ばっかりだけど遊んでもらって楽しい」。父の寿雄さん(32)は「会社はホテルを勧めてくれたけど、子供があまりに楽しそうなので避難所にいる。本当に助かっています。給料をあげたいぐらい」と笑顔をみせた。
 
 梅林小の体育館は甚大な被害が出た八木地区の避難所になっており、地元の家電量販店「エディオン八木店」が届けたテレビ2台が情報を伝えている。発生当日、店員らが扇風機や携帯電話の充電器、販売促進グッズのバスタオルと一緒に届けた。避難者の会社員男性(51)は「リアルタイムで気象情報が入ってくるので助かる」と話す。
 
 避難所暮らしで飼えなくなったペットを無償で預かるサービスも始まった。NPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」が、秋田犬のリュウら2頭を世話する。
 飼い主の奥山竜也さん(45)は八木地区で被災し、自宅が全壊した。10年間育てて今では家族同然のリュウだが、動物が苦手な人もいる避難所で飼うのは難しい。一時は手放すことになるのかと悲しくなったが、今は「生活を立て直して、早く一緒に暮らしたい」と前を向いている。以上産経新聞記事・・・。
 

●府議、県議の不祥事、事件が相次いでいる。無料通信アプリ「LINE」で女子中学生とトラブルになり頭を丸刈りにした大阪府議や、号泣会見で辞任した兵庫県議、危険ドラッグで逮捕されるというトンでもない神奈川県議もいた。市民の貴重な税金をもらいながら一体何をやっているのか。彼らの議員報酬などを調べてみると、驚きの厚遇ぶりが浮かび上がってきた。
 
 東京都と、政令指定都市を抱える全国15の道府県議会を直撃し、議員1人に支給される議員報酬(原則、期末手当含む)と政務活動費をまとめたのが別表だ。
 LINEで女子中学生に威圧的なメッセージを送り、所属する大阪維新の会から除団処分の方針となった山本景(けい)大阪府議(34)。
 
 謝罪の気持ちとして頭を丸刈りにしたかと思えば、テレビの番組内でテリー伊藤(64)に「こいつキモいもん」と評されたことに激怒、BPO(放送倫理・番組向上機構)に人権侵害を申し立てるなど物議を醸した。
 その山本氏は24日、大阪・ミナミのライブハウスでトークイベントを開き、「不適切だった」と陳謝。LINEを始めた動機については「いじめの実態調査のため」と説明し、改めて“ロリコン疑惑”を否定した上で、2005年3月ごろに3歳年上の女性と結婚し、10年12月ごろに離婚したと告白。4歳の息子もいるという。現在、結婚を前提に交際中の20〜30代の女性がいるとも明かした。
 
 大阪府議の議員報酬は1210万8600円というから、山本氏は34歳にして1200万円超えの“給料”をもらっていることになる。公務での交通費などに充てられる政務活動費(政活費)は毎月59万円を上限として支給されるという。
 カラ出張疑惑など政活費の使途を追及されて号泣した野々村竜太郎元兵庫県議(47)。7月に辞任したものの、議会や市民団体から虚偽公文書作成容疑などで刑事告発され、県警が詐欺容疑の適用も視野に捜査するなど泣く子も黙る展開となっている。
 
  同県では、他の議員にも政活費の不正流用疑惑が飛び出し大揺れで、そのセンセイ方には「年2回の期末手当を含む年額1384万4200円が議員報酬で、これに月額50万円の政務活動費が支払われることになっている」と県議会担当者。
 
 愛知県では、昨年8月から9月にかけて、政務調査費(=政活費)の不正受給が次々と発覚した。減税日本の新人議員(32)=当時=が秘書給与などとして約90万円を受け取っていたのをはじめ、当選6回の自民党ベテラン議員(65)=同=ら4人に疑惑が浮上。うち2人が辞職に追い込まれた。
 
 愛知県議は16都道府県中5番目に高い1461万3477円もの報酬が支払われている。
 このほか、今年7月には横浜市神奈川区のマンションで、脱法ドラッグ(危険ドラッグ)を所持していたとして、薬事法違反容疑で神奈川県の元県議(41)が逮捕されるなど耳を疑うような事件も起きた。
 
 国税庁の調査によれば、12年の給与所得者の平均給与は408万円。
 16自治体中、議員報酬が最も低い北海道でも1020万円であることから、都道府県議員は単純計算でサラリーマンの2〜4倍の年収を得ていることになる。
 
 政治資金オンブズマン共同代表で神戸学院大法科大学院教授の上脇博之氏は、「真面目に活動する議員もおり、一概にもらい過ぎとはいえない。ただ、報酬額に見合う仕事をしていない議員が少なくないのも事実だ」と指摘し、こう続ける。
 
 「地方議会では、時間の融通のきく地場産業の経営者や地元の名士が議員を兼業しているケースが多い。彼らにとって議員ポストは副収入を得るための手段に過ぎない。一方、既得権益を守りたい議員とスムーズな議会運営を望む首長と行政。両者の結託が、地方議会の硬直化を招いている。1人当たりの報酬額を減らしてでも議員数を増やし、議会制民主主義の活性化を図るべきだ」
 
 政治評論家の浅川博忠氏は「地方議員の質が低下しているのは明らか」とした上で、定数の削減などを説く。
 「政活費についても『自分の権利だからすべて使わなければ損だ』というあさましい考えが議員間に蔓延している。議員報酬と定数の削減を検討するか、仕事ぶりによって報酬の配分を変えるような柔軟な評価制度を設けるべきだ」
 
 政治の世界は、市議の上に県議、その上に国会議員というピラミッド構造になっている。
 「国会議員は、自分の下に抱える県議や市議の数が選挙での当落に関わってくる。持ちつ持たれつでお互いの選挙の時に助け合う構図ができ上がっている。だから、県議の報酬と定数の削減に消極的になる。この構図を打ち崩さない限りは抜本的な対策に結びつかない」と浅川氏。
 地方議会のあり方を根本から見直す時期にきているのかもしれない。

<カレンダーへ戻る