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外人と障害者の体験防災の講座開きて今日も満席 (09月28日)(日)

 18−22度C 晴れ 12時 江戸川区福祉ボランテイア団体協議会 外国人と障害者の災害体験講座(松江三中体育館) 13時 GTFスマイルチャレンジイン江戸川式典(文化センター大ホール)
 

●立ち上った噴煙は、大勢の登山客らをのみ込み、麓に至る山肌を真っ白な灰で染めた。27日昼前に突然噴火した長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(おんたけさん)。紅葉狩りを楽しむ山頂付近の登山客らの頭上に巨大な石が降り注ぎ、楽しいはずの行程はパニックに変わった。「生きて帰れないと思った」。生還者は恐怖の一部始終を語った。山小屋には多くの登山客が避難し、一様に不安そうな表情を浮かべた。
 「本当に生きた心地がしなかった」。御嶽山が噴火した際に山頂付近にいた長野県飯島町の山岳ガイド、小川さゆりさん(43)は、興奮した様子で当時を振り返った。
 
 午前11時40分ごろ山頂に到達し、火口を回る「おはち巡り」をしていたところ、突然「ドカン」と大きな音がした。驚いて音がした方向を見ると、石を空中に飛ばしながら、一気に煙が噴き出していた。まもなく強い硫黄臭が漂い、嘔吐(おうと)する登山客もいた。
 
 火山灰とともに、周囲に直径1メートルぐらいの大きさの石が飛んできたため、急いで岩陰に隠れた。まもなく、もう一度「ドカン」という音が鳴り、今度は軽トラック大の石が飛んでくるようになった。巨大な石は地面にぶつかって割れ、破片が四方八方に飛び散った。黒い雨が降り始め、雷のような音も鳴ったという。灰はひざ上まで積もった。「もうダメだ」。そう思った。
 
 噴火当時、山頂には50人ぐらいの登山客がおり、女性4人組のグループの1人は、飛んできた石が左足に当たり、骨折してパニックになっていた。「救助してあげたかったが、どうにもできなかった」
 噴火の勢いが一時的に弱まったすきに、普段通らないルートをまっすぐ突っ切り、一目散に走って9合目にある石室山荘まで下りて助けを求めた。「もう、生きて帰れないと思ったけど、なんとか生還することができた」
 
 横浜市から来た会社員の男性(61)は妻(58)と9・5合目付近で昼食を終え、山頂を目指そうとした矢先に噴火が起きた。「ドーンという音がして入道雲のような煙が上がった。1分もたたないうちに周りが真っ暗になり、何も見えなくなった」
 噴煙で辺りが真っ暗になり軽石のようなものが降ってきた。初めは熱くなかったが、次第に熱く感じるようになった。山肌が破裂するような「パン、パン」という音も聞こえたという。
 
 「体を伏せろ」「口をふさげ」。そんな声が聞こえ、岩のそばに頭を抱え込むようにして身をかがめ、タオルを口にあてた。
 周辺にいた人が「焦らないでゆっくり下りて」と言ったのを機に、妻を先に下山させ、後から下りようと思ったが視界はわずか30センチほどしかない。小さなライトは持っていたが役に立たなかった。山道の道幅を示すロープを頼りに足場を確認しながらゆっくりと下り、たどり着いた9・5合目の山小屋で妻と再会できた。真っ暗な中を30分以上1人でさまよい「このままもう会えないかもしれないと覚悟した」と話した。
 
 滋賀県長浜市から単独登山していた竹内裕一さん(30)は噴火時、山頂まで400メートルほどの地点にいた。登山道には登山者の列が連なっていたという。
 「パーン!」。突然、風船が割れたような乾いた音が響いた。山頂を見上げると、白煙が立ち上っていた。続けざまに、何度も爆音がとどろいた。「噴火だ!」。竹内さんがそう理解したときには急勾配を噴煙が猛烈な勢いで迫ってきた。「灰色の壁だった」。竹内さんは、無我夢中で斜面を駆け下りた。「巻き込まれたらどうなる」「倒れて骨折してもいい。命だけは…」。灰の壁はどんどん迫り、煙の壁にのみ込まれた。視界を奪われつつも山小屋に駆け込んだ。
 
 兆候はあったという。竹内さんは山小屋で、前日から宿泊している登山客に「急に硫黄の臭いが強くなった」という話を聞いていた。竹内さんは月2度は山に登っている。「こういう事態もあると覚悟はしていた。だがあのとき、恐怖しかなかった。しばらく登山は控えるつもりだ」と疲れ切った様子で話していた。
 

●『ローマ人の物語』などで韓国でも人気の作家・塩野七生氏が韓国マスコミの袋だたきに遭っている。『文芸春秋』10月号に寄稿した慰安婦問題に関する評論がケシカランというのだ。
 
 とくに「人間には、恥ずかしいことをしたとか悪いことをしたとか感じた場合には、しばしば、強制されたのでやむをえなくやった、といい張る性向がある」という記述に反発している。慰安婦問題を含め過去の日本統治時代のことをすべて日本に強制されたものとするいわば「強制史観」で描き、教えてきた韓国人の公式歴史観への痛烈な皮肉になっているからだ。
 
 批判の中で興味深いのは24日付の朝鮮日報に出たベテラン女性記者で文化部次長の論評だ。日本の女性学者、上野千鶴子氏の女性論を紹介し、「成功した女性は自らを女性とは思わず生きてきたといって他の平凡な女性を嫌悪する」とし、塩野氏もその一人だというのだ。
 
 ところがこの論評のタイトルは「シオノナナミの老醜」とあり、塩野氏の主張を「老醜」といって非難している。人権問題が大好きで男女平等、女権拡張論者(?)の女性記者が、70代で健筆を振るう外国の女性作家に「老醜」とは。朝鮮日報はよりよき高齢化社会を目指すキャンペーン報道に力を入れていたのではなかったっけ?以上黒田勝弘氏の論評。
 

●部隊内の暴行・いじめや乱射事件など不祥事が続発する韓国軍で、新たな恥部が発覚した。「最新鋭」という触れ込みで導入した水上救助艦の音波探知機(ソナー)が、何と40年前の旧式だったのだ。韓国軍幹部の42%が太りすぎであることも判明。自称・先進国を守るべき“精鋭組織”は、笑うに笑えない惨状に陥っている。
 
 「軍の権威は日々落ちている。国民は冷笑と怒りで軍を眺めている」
 韓国紙・中央日報(日本語電子版)は18日の記者コラムで、軍の堕落を痛烈に批判した。
 やり玉に挙げられたのは、2010年に「恋愛問題で自殺した」と発表された女性中尉が、上官のいじめを受けていたことが発覚した問題だ。別の女性大尉の自殺にも事件性が疑われている。
 
 韓国軍は北緯38度線を挟んで北朝鮮軍と対峙する。極度の緊張感が不祥事を生んでいるのかと思いきや、ほど遠い実態しか伝わってこない。
 19日には、1590億ウォン(約166億円)を投じて建造した最新鋭水上救助艦「統営」(3500トン級)に搭載されたソナーが、1970年代の救助艦「平沢」と同型であることが、朝鮮日報の報道で分かった。韓国防衛事業庁は、2億ウォン(約2090万円)台のソナーを41億ウォン(約4億2800万円)で購入したことも分かっており、韓国検察当局も実態解明に乗り出す構えだ。
 
 戦闘集団としての緊張感を疑問視せざるを得ない証拠はほかにもある。
 最大野党・新政治民主連合の辛鶴用(シン・ハクヨン)議員が国防省から入手した資料によると、韓国軍幹部約15万8000人のうち、身体検査で肥満判定を受けたのは42・4%(約6万7000人)。この問題を報じた朝鮮日報は、疾患が疑われる「高度肥満」も5・8%に当たる約9200人が該当したとも指摘している。
 
 韓国軍をめぐっては、これまでもトホホな実態が伝えられている。2010年11月の北朝鮮による延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件では、韓国軍自慢の155ミリ自走榴弾砲6両のうち3両が故障で使い物にならなかった。強襲揚陸艦「独島」搭載レーダーの不具合問題や、年平均2・5機という戦闘機墜落事故も尋常ではない。
 
 中央日報は「軍の危機はいま危険レベルだ。骨の髄まで変わらなければならない」と最大級の警告を発しているが、最高司令官・朴槿恵(パク・クネ)大統領の耳には届いているのだろうか。

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