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パソコンの入れ替え作業煩雑に到底我の思考の外に (10月02日)(木)

 晴れ 18−22度C 8時 トーヨー 8時20分 区へ 来客 打ち合わせ 10時 決算特別委員会へ出席発言
 

●香港の民主派の学生や市民による、中国政府への抗議デモの勢いが止まらない。1日の国慶節(建国記念日)に合わせた、金融街セントラル(中環)隣接地区などでの幹線道路占拠は一時、参加者10万人超(地元紙)にまで膨れ上がった。警官隊の催涙ガスなどを使った強制排除を、学生らが平和的に傘で防いだ「雨傘革命」は長期化の一途をたどっており、中国の習近平国家主席も打つ手がない状況だ。
 
 「梁振英(行政長官)は辞任しろ」「香港に真の普通選挙を!」
 香港中心部で1日午前に行われた国慶節恒例の祝賀式典。警官隊が厳重警戒するなか、親中派の梁長官は演説で社会の安定を呼び掛けたが、会場周辺には約千人の学生が押し寄せ、シュプレヒコールを繰り返した。
 
 今回のデモは、2017年の香港行政長官選挙をめぐり、中国政府が民主派を事実上排除する制度改悪を行ったことに反発して発生した。中国政府としては、学生らの要求を受け入れることは難しく、デモの泥沼化は避けられそうにない。
 
 中国政府はこれ以上の事態悪化を避けるため、インターネットの情報統制を強めている。ただ、国慶節の1日と2日は祝日のため、民主派は占拠している金鐘、コーズウェイベイ(銅鑼湾)、モンコック(旺角)の3カ所に1日も集まるよう市民に呼び掛けたほか、デモ継続に向けた「第2段階」の行動を1日に発表するとしている。
 
 香港の金融市場が再開する3日以降もデモが続けば、国際金融センターとしての機能が低下しかねない。中国政府や香港当局は、デモが中国内の民主派や反体制勢力を刺激することにも神経をとがらせるが、打開策を見いだせないままだ。
 
 このため、中国人民解放軍が武力介入に踏み切ると予測する向きもある。ネット上には、香港に隣接する中国広東省深●(=土へんに川)市に軍部隊が集結しているとの情報もある。抗議行動に参加する学生らからは「軍が出動するなら即座に解散する」との声が漏れる。
 
 しかし、武力介入は、1989年に民主化運動を弾圧した天安門事件を想起させ、中国が国際社会から厳しい批判にさらされることは必至だ。「一国二制度」の崩壊は避けられない。
 97年の香港返還後最大の混乱に、「次の一手」を見いだせない中国。習主席はこのまま追い込まれていくのか。

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