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三人のライバル学者ノーベル賞同時受賞ですべて円満 (10月08日)(水)

 明るい曇り 17−22度C 8時 トーヨー 8時20分 区へ 打ち合わせ 13時 案件があって溝口氏
 芝波田氏と要談 15時 樋田氏と案件があって要談 17時 根本氏と案件があって要談
 

●中国国慶節(建国記念日)の大型連休(1〜7日)真っ直中。円安・人民元高も加わり、日本を訪れる中国人観光客はいつになく多い。ここ数年、消費の起爆剤として期待されるようになった彼らだが、負の側面も顕在化。風俗業界では沈静化したはずの性病が再流行し、その原因として隣国からの“お得意さん”の影響がささやかれている。日本の風俗業界が直面する感染症の現実と中国人客、そして中国国内でのずさんな衛生実態をジャーナリストの奥窪優木氏が5回にわたってリポートする。
 
 70年ぶりに国内感染が確認されたデング熱は、17都道府県あわせて154人(4日現在)が発症する事態となった。西アフリカではエボラ出血熱の感染拡大が世界的な危惧となり、日本でも検疫所による水際対策が強化されるなど「対岸の火事」ではなくなってきた。
 
 新旧感染症への不安が高まるなか、日本国内の“ある場所”で猛威を振るっている別の感染症がある。
 都内デリバリーヘルスの男性店長、A氏(29)によると、店で働く女の子たちの間で、性感染症にかかるリスクが高まっているのだ。
 
 同店では、風俗嬢として働く女性に、月に1回の性病検査を義務付けているが、2年ほど前から陽性の結果が出る頻度が高まっているという。在籍する20人ほどの女の子のうち、最近はほぼ誰かが感染している状態で、クラミジアや淋菌のほか、梅毒が喉から検出されることが多いという。
 
 以前は、半年に1人に陽性が出るか出ないかの程度だったというから、アウトブレーク(感染爆発)状態にあると言えるかもしれない。
 同店では、コンドームなしでのフェラチオや素股といった粘膜接触を通常サービスとして提供しており、さらに別の客へと感染が広がる可能性も高い。「あの店で性病をうつされた」という噂がネットで広がれば店にとって死活問題であるため、各店の店長らは対応に苦慮している。
 
 こうした異常事態の原因について、A氏が心当たりとして挙げるのが、外国人客の増加だ。
 日本の性風俗店のほとんどは、もともと外国人客お断りが原則だった。ところが長引く不況で客足が低迷するなか、方針転換を図った店も多い。
 
 A氏の店もその1つで、2年ほど前から外国人への門戸も開いた。ここ数カ月では売り上げの約1割がアジア系の外国人で、「おそらくほとんどが中国人」とA氏は話す。
 「日本語が分かる通訳か、ガイドが電話してきて、彼らが宿泊しているホテルに出張することが多く、中国系の団体旅行者の場合、4〜5人の客からまとめて注文が入ることもある」(A氏)。店にとっては上客なのである。
 
 外国人客を受け付けるかどうかは女の子に委ねられているが、「性病検査で陽性が出る割合は、外国人客OKの女の子が圧倒的に多い」というから感染経路は推して知るべしだ。
 昨年、日本を訪れた外国人旅行者は1000万人の大台を初めて突破。あらゆる業界が彼らの財布をターゲットにしているが、風俗業界も例外ではない。しかしそこには、負の側面も潜んでいるのだ。 以上奥窪優木氏の原稿
 

●満月が地球の影に入る皆既月食。8日夜に沖縄県の一部を除く全国で観測できる見通しだ。月食は太陽と地球、月が一直線に並んだときに起きる現象だが、実は不気味な指摘もある。「月食が大地震を引き起こす可能性がある」(専門家)という。2011年3月の東日本大震災の前後にも確認されているが、一体どういうことなのか。
 
 11年12月以来、約3年ぶりとなる天体ショー。皆既食の月は真っ暗にはならず、太陽の光が地球の大気で散乱、屈折してかすかに赤い光が届くため、赤黒い「赤銅色」となる。
 国立天文台によると、8日は東の低い空にある月が午後6時15分から欠け始め、同7時25分から1時間、完全に地球の影に入る。徐々に戻り、同9時35分に終わるまで3時間余り、夜空に幻想的な光景が広がることになる。
 
 ただ、気になるのは地震との関連だ。
 夕刊フジで「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」を連載する武蔵野学院大学の島村英紀・特任教授は、「月と太陽の引力と地震との関連性は、学説として厳密に確立されているわけではないが、これまでもたびたび学会などで指摘されている。太陽と月の引力はとても大きく、地球にもその影響は及んでいるのは間違いない」と指摘する。
 
 月や太陽の引力による影響がはっきりと現れるのが潮の干満で、地球が自転するのに伴って生じる引力差によって海面が上下する。この現象を海面潮汐(ちょうせき)と言う。
 「潮汐以外にも、太陽と月の引力は、地球の岩盤を30〜40センチ上下に移動させるといわれている。これを地球潮汐と言い、地球と月、太陽の距離が近づく皆既月食では、通常時の地球潮汐よりも大きな力がかかっているはずだ」(島村氏)
 
 10年には、防災科学技術研究所が、04年12月に起きたマグニチュード(M)9・1のインドネシア・スマトラ島沖地震の前後に周辺地域で発生した地震を調査。月や太陽の引力がこれらの地震の発生に強く関わっている可能性が高いことを明らかにした。
 
 実のところ、M9・0の揺れが東日本を襲った「3・11」の前後にも月食は起きていた。
 前年の10年には1月1日、6月26日、12月21日の3回、地震発生後の11年には6月16日と12月10日に日本で観測されている。
 
 国立天文台の関係者は「月食の頻度は、通常は1年に1〜2回ぐらい。3回も起きるというのは、非常に珍しく、30年で1度あるかないかの現象だ」と説明する。
 島村氏は「しかも、今回、皆既月食を引き起こす満月は、スーパームーンといって、普通の月食よりも地球と月の距離が近くなる。地球潮汐を引き起こす月と太陽の引力に、地震そのものを発生させるほどの力はない。ただし、地殻のひずみが十分にたまったところに、そうした外部要因が加わると、大地震の最後の一押しになりかねない」と警戒する。
 様変わりする月が、地球の大鳴動の呼び水にならないことを祈るばかりだ

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