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竹蔵の落語を聴きて笑いけり三越劇場のよるはふけゆく (10月30日)(木)

 曇り 15−19度C 8時 トーヨー 6時20分 区へ 10時30分 案件があって保村氏 腰谷氏と要談 17時 日本橋三越 18時 橘家竹蔵独演会
 

●小惑星探査機「はやぶさ」が日本人に与えた感動は、いまだに多くの人々の記憶に新しい。
 
 「はやぶさ」は2010年6月13日午後10時51分、約60億キロメートルの旅を終えて大気圏に再突入した。打ち上げられたのは03年5月9日。7年1カ月余の長旅を終えて地球に帰ってきたのだ。地球重力圏外にある天体に着陸し、その天体のサンプルを回収して地球に帰還するという、世界で初めての試みに成功したのである。
 
 地球に近づくにつれて、それは単なる機械としての惑星探査機ではなく、何か人格性まで帯びて、擬人化してきた。最後は燃え尽きて、再突入カプセルだけがオーストラリアの砂漠から回収された。自らは燃え尽きて姿を残さない「はやぶさ」は、日本人の心情に訴える存在であった。
 
 「はやぶさ」の命名に関して諸説があるが、プロジェクト・マネジャーの川口純一郎氏によれば、小惑星のサンプル採取が1秒ほどの着陸と離陸の間に行われる様子を、鳥のはやぶさに見立てたものである。
 
 小惑星の名前が「イトカワ」であることから、戦闘機と宇宙開発の両分野で著名な糸川英夫博士が設計した旧陸軍戦闘機「隼(はやぶさ)」にちなんだとも伝えられたが、違うようである。探査機の打ち上げ日に「はやぶさ」という正式名称が発表され、それから3カ月後に小惑星が「イトカワ」と命名されている。だが、偶然とも言えない名前の一致である。

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